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耳閉感 ~耳が詰まった感覚~

 

耳閉感があり気になるという方が時々来院されます。

 

 

 

耳閉感というものは大体の方が一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

 

 

 

高い階へエレベーターで一気に登ったり、山に登ったりしたときによくなります。

 

 

 

プールやお風呂で耳に水が入っても耳閉感がでます。

 

 

 

水が入ったり、耳垢などが原因の耳閉感はその問題を取らなければいけないですが、日常生活の中で出たりでなかったりするものは改善する可能性があります。

 

 

 

耳閉感のでる原因ですか、耳の中には耳管と呼ばれる道が通っています。

 

 

 

鼓膜の中には空間があり、高いところへ行くとお菓子の入った袋が膨らむのと同じで、気圧の変化が起こると耳の中の空間の空気が膨張してしまいます。

 

 

 

このとき、膨張したままだと不具合が起こるので耳管の道を開くことによって気圧を外と内で差が出ないように調節し、不具合が起こらないようにしているのです。

 

 

 

この耳管の通り道の開け閉めをしている口蓋帆張筋という筋肉があるのですが、それがうまく働かないと耳閉感として症状を感じさせてしまいます。

 

 

 

最近では耳管開放症や、耳管閉鎖症といった病名もよく聞かれるようになりましたが、要はこの耳管の開け閉めがうまくいっていない状態の事です。

 

 

 

 

唾をゴクッと飲み込むと口蓋帆張筋も働き、耳管も開くので、耳閉感が取れたりもします。

 

 

 

高所へ行き一時的に耳閉感が出るだけならこのような対処でいいと思いますが、日ごろからよくこの耳閉感が出るとすごく気になって気持ち悪いですよね。。。

 

 

 

そんな方はこの口蓋帆張筋の機能を戻してあげないといけないのですが、もちろん外から直接この筋肉を触ることはできません。

 

 

 

この筋肉を動かしているのは三叉神経と言って、背骨からでる神経ではなく、脳から直接伸びてくる神経によってコントロールされています。(Weblio辞典、口蓋帆張筋

 

 

 

三叉神経でいうと、顔の感覚や噛む筋肉にも伸びて様々なことに関わっているので、それらを調べたりもしながら、機能異常を取り除くようにしていきます。

 

 

 

もう少し詳しい三叉神経の説明は、Wikipedia様にお任せします!!(Wikipedia、三叉神経

 

 

 

筋肉や骨格などの構造だけを見ているとこのような問題を改善させるサポートはできないですが、神経の働きやストレスなどの機能的な問題に目を向けると痛み以外の症状にも改善のサポートをできることも多々あるので、こんな症状はどうかな?というものでも一度聞いてみてください!!

 

 

 

 

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大阪堺市北区長曽根町1467ー1メディカルエイトワンビル1階

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交感神経 ~fight-or-flight response ~

胃の周りの不快感

めまい

 

交感神経 ~fight-or-flight response ~

 

交感神経の作用を説明する際に使われる表現ですが、

 

 

 

fightor-flight response (ファイト オア フライト レスポンス)

 

 

 

 

闘争か逃走か反応

 

 

 

 

要は体を動かして活動しなさいという作用をします。

 

 

 

 

 

 

分かりやすい例だと、シマウマがライオンに襲われているときです。

 

 

 

 

まさに闘争か逃走か。。。命がけです。。。

 

 

 

 

Wikipediaさんにも載っていますが、この時、シマウマは筋肉への血流が促進し、ライオンの顔を蹴り上げたり、走っ逃げたりし、交感神経の亢進した状態をフル活用します。(Wikipedia、戦うか逃げるか反応

 

 

 

 

なので、ストレスがかかり、交感神経が高まった時に運動をすることは、自律神経の状態を安定させるのに有効な手段となります。

 

 

 

 

人間もそうで、ストレスがかかった時に椅子に座りっぱなしではなく、運動をして上司の顔を蹴り上げてやれば、交感神経の不完全燃焼のような状態を脱し、その後、交感神経の亢進状態を落ち着かせることができるのです。

 

 

 

 

やっぱり運動は大切ですね!!!

 

 

 

 

ですが、ここで問題点があります。

 

 

 

 

シマウマのストレスは命の危機ですが、違う目線から見れば一過性の、その時だけストレスです。

 

 

 

 

人間の場合はそうではなく、命の危機はないかもしれませんがストレスは慢性的で、長く続いてしまいます。

 

 

 

シマウマでも慢性的にライオンに襲われていればうつになるでしょう。

 

 

 

たぶん。。。

 

 

 

 

命の危機に関わらず、身体の反応は同じなので、常に緊張したような状態となってしまいます。

 

 

 

 

ストレス自体はなくならないですが、さまざまあるストレスの全体の容量を減らせれるだけでも体を今の状態よりもリラックスした状態に入ることができやすくなってきます。

 

 

 

そのストレスは人によって様々なので、その人にとってどんなストレスが今の体に大きく影響しているのかを探し、そのストレスに対処するようにしないといけません。

 

 

ストレスに関しては別の記事を見てみてください。

ストレスと痛みや身体の不調の関係性

 

 

 

ちなみに消化器などの内臓は副交感神経によって活発に動くので交感神経の亢進状態が慢性的に続くと、内臓の不調が引き起こされます。

 

 

 

それで胃が痛くなったりもするんですね!!

 

 

 

まだ読んでいないですがこんな本も出ています!!

 

 

 

 

 

私たちもストレスとの付き合い方をシマウマさんに教えてもらいましょう!!

 

 

 

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痛みなのか?苦痛なのか? ~催眠時の脳の状態~

胃の周りの不快感

めまい

 

急性腰痛 ~2日前に痛めたんです。。。~

 

急性腰痛、いわゆるギックリ腰で来院された方の臨床報告です。

 

 

 

2日前に急に腰が痛み、その時はまだ動けたが、徐々に痛みが強くなり、次の日には痛みで動くことが辛いほど症状が出ているとのことでした。

 

 

 

来院時はピーク時よりは痛みが軽減しているようでしたが、まだ動きがぎこちなく、つらそうに動いていました。

 

 

 

痛みの強い中で出来る範囲で検査をしていくと、原因は骨盤の関節(仙腸関節)の問題で強く痛んでいました。

 

 

 

 

 

 

なのでこの関節が安定化できれば痛みは軽減するのですが、急性で痛めた物に関しては炎症が起きていたりもするので、

 

 

 

「炎症の出ているときは痛みは続きますが、基本的に炎症は48時間~72時間で治まってくるのでその後に楽になってきますよ」

 

 

 

とお伝えしています。

 

 

 

そのうえで、アクティベータ・メソッドによる施術を行いました。

 

 

 

アクティベータ・メソッドによる施術後に起き上がってもらう際に、

 

 

 

「痛みが出ると思うので気を付けてゆっくりと起き上がってくださいね」

 

 

 

とお声がけをしたのですが、横で見ていると結構スッと体を起こしてくれました。

 

 

 

なので、もう一度色々な体の動きで症状を確かめると。。。

 

 

 

「痛くない!!」

 

 

 

と言ってくれました。

 

 

 

「本当ですか!少し残りますか?」

 

 

 

とさらに聞いたのですが、

 

 

 

「全然痛くないです!!」

 

 

 

とのことでした。

 

 

 

炎症が強く出ていれば、施術後も痛みが続くはずなのですが、このように一度の、十数分の施術で痛みがなくなったという事は、元々炎症で症状が出ていたという事では無いという事です。

 

 

 

急性腰痛でここまで痛みがきれいになくなることは珍しいですが、症状が半減することぐらいはよくよくあります。

 

 

 

 

あと、急性腰痛の際には痛みが強いのですが、だからと言って安静にしすぎるのはよくありません。

 

 

安静にしすぎず、無理のない範囲で日常生活を送ってください。

 

 

 

その方が痛みの長期化、慢性化するリスクが減ります。

 

 

僕も過去2回急性腰痛を経験しており、22歳でなった時は少し動くこともつらかったのですが、壁にほとんどもたれかかった状態で、踵をずっと上げ下げしていました。

 

 

次の日、ふくらはぎに筋肉痛が起こりましたが、腰痛としての痛みは0になる経験をしています。

 

 

無理をしてはいけませんができる範囲で動き、徐々にできる範囲を広げていけるようにしてみてください!!

 

 

 

 

 

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運動で学力向上!!

痛みなのか?苦痛なのか? ~催眠時の脳の状態~

腰痛 椎間関節の問題

 

痛みを訴える方の中でやはり一番多いのは腰痛です。

 

 

 

なので、必然的にネットでも腰痛に関する情報は多く、腰痛について検索する方も多いです。

 

 

 

それほどたくさんの方々を悩ませる腰痛に関して、結構多くの人が当てはまる種類の腰痛の説明をします。

 

 

 

今回は腰痛の中でも椎間関節という、簡単に言えば腰の関節の問題で痛みを感じるときにどのようなことが起こっているのかを説明します。

 

 

 

まず、椎間関節の問題のある方は腰を反らしたときに症状が出やすく、もっと明確にするなら、斜め後ろに体を倒したときに、体を傾けた側に痛みが出ると、椎間関節の問題が関わる可能性が大きいです。

 

 

 

 

斜め後ろに倒す検査は、整形外科的テストで「ケンプテスト」というテストになり、腰の関節にわざと圧迫を加えることで、その刺激により症状が誘発される場合には椎間関節の問題とされます。

 

 

 

 

ちなみに反対側に痛みの出る場合は関節の問題ではなく、筋肉の問題で痛みが出ていると判断します。

 

 

 

自分でできる簡単な検査になるのでやってみてください。

 

 

 

 

その関節の問題を改善させるためにはアクティベータ・メソッドがかなり有効なので、アクティベータ・メソッドを行います。

 

 

 

 

アクティベータ・メソッド自体が全身を調整するのですが、どんな施術方法であれ腰のみの施術では症状のぶり返しがすぐに起こりやすくなります。

 

 

 

 

腰を反る動きをしてもらったときに理想では背骨全体、股関節が連動して弓なりに身体が反らされるといいのですが、この症状の方は大概背中か股関節の動きがあまり出ず、腰を支点にくの字に反る方が多いです。

 

 

 

 

そのような方は、背中や股関節の機能を改善させないと腰への負荷はかかり続けるので、ぶり返しやすいのです。

 

 

 

痛みだけに目を向けるのではなく、関連性を考えましょう。

 

 

 

 

 

 

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運動で学力向上!!

家でゴロゴロしすぎるとなぜ良くないのか(寝たきりで筋力低下が起こる理由)

昼寝前のコーヒーが身体をスッキリさせる!?

 

 

 

胃の周りの不快感

 

よく、主訴の施術以外に、

 

 

 

「実は胃がよく痛むんです。。。」

 

 

 

「病院で逆流性食道炎と言われてるんです。。。」

 

 

 

と、相談を受けることがあります。

 

 

 

 

どこが痛いのかを聞くと、そろってみぞおちあたり、確かに胃の周辺を触って教えてくれます。

 

 

 

 

もし、逆流性食道炎なら、その治療はその治療で病院の指示に従って対応をしてもらわないといけないのですが、結構多くの割合で、その胃の不快感が改善されるケースがあります。

 

 

 

確かに、胃の周りの症状で、いやな不快感などがあれば、「胃になにか問題があるのかも。。。」と思ってしまうのですが、以外と他の原因があることがあります。

 

 

 

 

その際に大きくかかわっておるのが大腰筋という筋肉と、横隔膜の問題です。

 

 

 

 

横隔膜には食道裂孔という穴が開いており、そこに食道が通ります。

 

 

 

 

横隔膜の緊張が強いとその穴も収縮し、食道自体も圧迫を受けるようになります。

 

 

 

 

その圧迫があると、逆流性食道炎に似た症状が出てくるのですが、実際病院で逆流性食道炎と診断を受けた方でも横隔膜の緊張がなくなると、症状が改善されるケースが多々あります。

 

 

 

 

ですが、ただ横隔膜だけにアプローチするだけでは不十分で、同時に大腰筋の緊張も確認しておかなければいけません。

 

 

 

 

大腰筋は横隔膜にもくっつき、横隔膜の動きにも関連しているのですが、この大腰筋の緊張が横隔膜の緊張にもつながり、胃の不快感にまでつながってしまいます。

 

 

 

 

中には大腰筋のストレッチをすることで徐々に改善されるケースもあります。

 

 

 

 

このように、胃の不快感があって、なかなか改善がみられないという方も一度相談してみてください。意外とすんなり解決するかもしれません。

 

 

 

 

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関節のあそび(ジョイントプレイ)

家でゴロゴロしすぎるとなぜ良くないのか(寝たきりで筋力低下が起こる理由)

呼吸の重要性

運動で学力向上!!

 

「運動は体に良い!!」

 

 

 

 

と、日々運動を頑張っていたり、

 

 

 

 

「しようと思っているけど時間が。。。」

 

 

 

 

という方もたくさんいらっしゃると思います。

 

 

 

 

 

そんな方々へ、運動が身体に及ぼす良い影響を一つ紹介します。

 

 

 

それは、タイトル通り、学力向上にいい影響があるという事です。

 

 

 

違う言い方をすると、脳の機能に良い影響を与えてくれるという事です。

 

 

 

 

 

こどもまなびらぼというサイトでも運動と学力の関係性についての記事があるので参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

運動をすると、心拍数が上がるので全身の血液の循環が良くなりますよね。

 

 

 

 

これは運動で使った筋肉にだけ血流が増加するわけではなく、脳へ行く血流量も増えるわけです。

 

 

 

 

脳は昔でこそ脳細胞は生まれた時が一番多く、徐々に減っていくと言われていましたが、現在の科学では、年齢にかかわらず使えば使うほど脳の容量は増えていくことが常識となっています。使わないから委縮して減っていくんですね。。。

 

 

 

 

 

つまり、運動をして脳の血流を良くし、脳が最適に働きやすい状態にして、その後に勉強や仕事をすると、どんどん脳が使われ、記憶も定着していくという事です。

 

 

 

 

だから今ではスタンディングディスクなどで立って足の筋肉を使い血流を良くしてパソコンなどの仕事をするのが効果的だと言われています。

 

 

 

 

さらに、記憶の定着でいうと、もう一つ面白いことがあり、脳内のドーパミンの量が多い状態の時に記憶の定着が起こりやすいという事もわかっています。

 

 

 

 

好きなことはよく覚えているのにそうでもないことは直ぐに忘れてしまう理論(©しょう整骨院)ですね。

 

 

 

この理論に思い当たることがある方はここのの中で手を挙げて胸の内にしまっておいてください。

 

 

 

 

 

運動でもドーパミンは出てくるので、その効果もあるのかなと思います。

 

 

 

 

昔いてなかったですか?

 

 

 

 

運動部で普段勉強していないのにテスト前に少し勉強するだけでまぁまぁいい点数をとる人や、部活を引退して受験勉強を開始するとどんどん成績が上がっていく子。。。

 

 

 

不公平に思いましたよね。。。

 

 

 

一人一人の体や体調に合わせて行わないといけないですが、心肺機能を良くすることは人生の中でもすごくメリットが多いです。

 

 

 

 

「運動はいいけど時間が。。。」

 

 

 

という方、短い時間で大丈夫です。

 

 

 

10分ぐらいの運動でもいいのでやってみてください。

 

 

 

それでも時間がないという方、大丈夫です。

 

 

 

出かけたり、掃除をしたりで少し急いで(早歩き、掃除などの動きを速める)行動してみてください。

 

 

 

それだけでも心拍数が上がり、血流量が上がってきてくれます。

 

 

 

用事する時間も短縮できて運動もできるなんて一石二鳥ですね!!

 

 

 

時間がない問題は解決です!!

 

 

 

 

 

「よし、うちの子にやらせよう!!」

 

 

 

と思った方も多いですよね。

 

 

 

僕にはバレてます!

 

 

 

子供に押し付けるだけでなく、ご自身でもできることからやってみましょう!

 

 

 

脳の機能は子供だけに重要というわけではないですよね?

 

 

 

みんな年齢のせいにしてしまいがちですが、子供も宿題忘れたり体操服忘れたりしますよね。

 

 

 

子供も毎日いろいろなことを忘れていることを再確認し、子供も大人も同じように機能を向上させることができるんだと思いやっていきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動がそもそもやりたくない。。。という方。。。

 

それはもう仕方がないので別の方法を考えましょう!!!

 

 

 

 

 

 

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痛みなのか?苦痛なのか? ~催眠時の脳の状態~

家でゴロゴロしすぎるとなぜ良くないのか(寝たきりで筋力低下が起こる理由)

自粛に負けない体調管理

 

 

 

鵞足炎(がそくえん)~お皿の下の少し内側の痛み~

 

痛みの訴えで来院される患者さんの中で多いのが、腰、肩、首、そして膝の痛みです。

 

 

 

 

膝の痛みといっても様々で、どこが痛いのかを示してもらった時の位置がすごく重要になるのですが、その中でも、お皿の少し下、しかも少し内側の症状について書きます。

 

 

 

 

 

お皿から5センチぐらい下に行き、その内側、実際に触ってもらうと分かりやすいですが、そこに関節はなく、完全に骨の上です。

 

 

 

 

要するにこれは、膝の痛みと表現しますが、膝関節の痛みではありません。

 

 

 

 

ここを解剖学的に見ていくと。。。

 

 

 

 

 

 

 

鵞足といって、この場所に3つの筋肉が集まってくる部分があります。

 

 

 

 

この筋肉の付着部で炎症が起こると鵞足炎といい、痛みが出てきてしまいます。

 

 

 

 

「膝に注射打ってもらったんですけどなかなか改善しないんです。。。」

 

 

 

 

といって痛いところを指さしてもらうと、結構この場所を教えてくれるパターンもあります。

 

 

 

 

そりゃ関節じゃないんだから関節に注射しても関係ないですよね。。。

 

 

 

 

じゃあ、この問題をどう改善していくのか。。。

 

 

 

 

多くの場合は

 

 

・冷やす ・マッサージする ・血流改善のため温める

 

 

がよくある基本パターンですね。。。

 

 

 

冷やしたいのか温めたいのかどっちやねん!!ってなります。

 

 

 

 

ほかは大体膝の動きをよくしたり、筋肉をストレッチしたりをされるのですが、なぜか骨盤の機能異常について言及するところがあまりありません。

 

 

 

 

鵞足の3つの筋肉全てが始まりの付着が骨盤なのにです。

 

 

 

 

 

 

なぜなのでしょう?裏社会とつながっているのでしょうか?

 

 

 

 

いえ、そもそも機能異常や機能低下という概念がないのでしょう。。。

 

 

 

中には、膝を触らなくても骨盤、腰椎の問題がなくなればすんなり痛みがなくなる方が多数いらっしゃいます。

 

 

 

体の動きを見てもよく言われるのが

 

 

 

「ニーイン、トゥーアウト(knee in – toe out)」

 

 

 

説明すると、しゃがんだり膝を曲げていく動作をしたときに

 

 

 

「膝が内に入り、足が外にある状態」

 

 

 

です。

 

 

 

ちなみに、施術を行う先生の中で、このワードが大好きな先生が沢山いてます。

 

 

 

 

たくさんです。

 

 

 

 

カッコいい横文字を使いたいのでしょう!!

 

~knee in toe out~

 

 

みたいに。。。

 

 

 

膝内足外だと膝の内側に負荷がかかるので確かに良くないのですが、それを無理やりなやり方で直していっても他を痛める可能性もあります。

 

 

 

無理やりではなく、自然にそれができるようにしないといけません。

 

 

 

根性論の時代は終わりにしましょう!!

 

 

 

 

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当院ではマッサージをしていない3つの理由

 

 

久しぶりに激しい運動をする

 

成人になってもそうですが、今は学校での部活や、習い事も行けておらず、運動不足気味になっている方が多いと思います。

 

 

 

 

徐々に自粛が解除され、いざ運動を始めるときになった時に気をつけておかなければ ならないことがあります。

 

 

 

 

一番はやはりケガです。

 

 

 

 

 

 

今まであまり動いていなかったのに、急に激しく動いてしまうと、身体が動かしずらく、自分のイメージとは違った動きしかできなかったりします。

 

 

 

 

そのイメージと実際の体の動きにギャップが産まれてしまい、そこで損傷を起こしやすかったり、動けないことへのショックで気持ちが折れそうになります。

 

 

 

 

 

僕も学生の時、テスト期間中にあまり体を動かさず、テスト明けの練習が再開した時に、「もっと体を動かしていればよかった。。。」「せめて走ることだけでもしとけばよかった。。。」と何度も痛い目に会いました。

 

 

 

 

 

たった2週間ぐらいのテスト期間中でもそう思うのに、今回の自粛期間や、高校一年生だと受験期間も含めて長ければ1年間ぐらい運動が出来ていない場合もあります。

 

 

 

 

 

次に動くとき、かなり注意をしておかなければいけませんよね。。。

 

 

 

 

 

 

出来れば、練習再開のもっと前の段階から基礎体力作りはしておいた方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

せめて練習できる体力があればまだそこからでも取り返せそうですが、そもそも練習についていくだけで精一杯だったり、ついていけなければ技術的なことを考えたり、工夫して練習をする余裕もなくなってしまいます。

 

 

 

 

一日の中のどこかで心拍数が上がるような運動をどこかで取り入れる方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

それでもあまり運動ができない場合はイメージトレーニングをしてみてください。

 

 

 

 

実際に体を動かさなくても、イメージをするだけで、脳の運動を調節する部分などの活性化か見られ、技術の低下を防いでくれます。(メカニズム参照:一般向けではないです。。。

 

 

 

注意点としては、良いイメージを繰り返すことです。

 

 

 

悪い、失敗のイメージを繰り返すと、脳が失敗の体の動かし方を覚えていってしまいます。

 

 

 

 

何度も何度もいいイメージでトレーニングをしてみてください。

 

 

 

 

 

運動再開後、今まで我慢していた運動を楽しみましょう!!

 

 

 

 

 

 

追伸

 

運動前のストレッチではケガの予防はできますが筋肉痛を軽減させることはできません。

 

筋肉痛になりたくなければ、日ごろから筋肉を動かしましょう!!

 

 

 

 

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筋肥大の科学

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関節のあそび(ジョイントプレイ)

 

関節には、本来の可動域とは別に少しずつあそびがついています。

 

 

 

分かりやすく言うと車のハンドルと同じように、ほんの少しだけ動かしても車の動きに影響を及ぼさない範囲が身体の関節にもあるのです。

 

 

 

 

少しとはどれくらい?

 

 

 

一番体験してもらいやすい方法は。。。

 

 

 

 

まず、手をパーにして、指を出来るだけ反らしてください。(伸展動作)

 

 

 

大体の人は手のひらと直線か、少し多めに反らされるぐらいだと思います。

 

 

 

 

 

次に、その反らした指を、反対の手を使ってさらに反らしていってみてください。

 

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

 

みんな反対の手を使った方が圧倒的に反らす角度が増えたのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

僕もこれを書いているときに自分の手で確認すると、+90度ぐらい反らすことができました。

 

 

 

 

 

これが関節のあそびです。

 

 

 

 

 

これがなければ少し手をぶつけたり、体重を支えたりするだけで突き指などの損傷がかなり増えてしまいます。

 

 

 

 

 

実際に、身体の痛みや健康面でいうと、身体の柔軟性よりも、この関節のあそびがあるかの方が大きく影響します。

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ体が硬くても、全然痛みも無く過ごしている方なんて沢山いらっしゃいます。

 

 

 

 

カイロプラクティックの世界でも、もっと細かく、小さな遊びを調べて施術を行う方法が昔からあります。

 

日本でこの勉強会をしている超有名な先生も、歪みを調べて施術をするのではなく、関節のあそびの少ないところを探して施術を行うよう指導されます。

 

 

 

 

「あなたは歪んでいるから痛いんですよ」

 

 

 

 

と言われた方、色々な勉強会で会う本当にすごいと思える先生たちほど歪みの話なんてしていません。

 

 

 

歪み以外も見てもらいましょう!!

 

 

 

 

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痛みなのか?苦痛なのか? ~催眠時の脳の状態~

椎間板ヘルニアについて

どうしてもダイエットに失敗してしまう人のためのシンプルルール

 

痛みなのか?苦痛なのか? ~催眠時の脳の状態~

 

よくテレビなどで催眠術として、

 

 

 

「痛みを感じさせなくします。。。」

 

 

 

というのがありますよね。

 

 

 

 

朝倉未来もYouTubeでやっていました。

 

 

 

 

テレビでどうかはわかりませんが、実際に催眠療法というものがあり、それを実際に脳内の状態を図りながら行った研究があります。

 

 

 

 

では、催眠状態になった被験者の方は実際に痛みを感じていなかったのでしょうか?

 

 

 

 

 

方法は、

 

 

 

A)痛み刺激を行い、その時の脳の状態をみる

 

B)催眠にて痛みを感じない状態にして、同じ痛み刺激を与え、脳の状態をみる

 

 

 

のグループに分けました。

 

 

 

 

そしてその2つのグループの脳内の差を比較します。

 

 

 

 

実際の本人の感覚としては、Bのグループは痛みを感じないと主張しています。

 

 

 

 

 

じゃあ、実際にどのような差があったのでしょうか?

 

 

 

 

 

予想してみてください。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

(予想時間3分)

 

 

 

 

 

 

 

 

では発表します。

 

 

 

 

両方のグループの脳内で、感覚を感じる部分の脳はしっかりと活動していました。

 

 

 

 

脳内の感覚としては、両方とも同じように刺激が入ったとちゃんと信号を受け取っていたのです。

 

 

 

 

じゃあ、催眠とは何なのか?

 

 

 

 

ここからが面白いところです。

 

 

 

 

AとBのグループでの違いは、Bのグループでは、不快や嫌悪感を感じる部分の活動が低下していたのです!!!

 

 

 

 

簡単に表すと、

 

 

 

A)痛い(感覚)+苦(感情)

B)痛い(感覚)

 

 

 

 

つまり、苦(感情)が抑えられると痛み(感覚)は感じにくくなるという事です。

 

 

 

 

(参照http://plaza.umin.ac.jp/~beehappy/analgesia/anatomy1.htmlのなかの「慢性疼痛では異なる」の部分)

 

 

 

 

 

という事は、身体に損傷のあるような急性の痛みや外傷はみんな同じように感覚としての痛みや衝撃を感じるが、慢性的になり、身体に損傷のないような痛みは、苦(感情)の変化が重要という事になる可能性があります。

 

 

 

 

 

実際の臨床現場でも、

 

 

 

「痛い」 よりも 「つらい」

 

 

 

 

の表現の方が多く使う方が沢山いらっしゃります。

 

 

 

 

大体は痛いからつらいと捉えられますが、この研究からは、

 

 

つらいから痛い

 

 

という可能性が出てくるのでは無いでしょうか?

 

 

 

 

ストレスと痛みや身体の不調の関係性のブログでもあるように、日常生活や仕事などでのつらい経験や出来事が今の体の痛みになっているかもしれません。

 

 

 

 

あなたの痛みは痛覚としての「痛み」なのでしょうか?

 

それともつらさとしての「苦痛」なのでしょうか?

 

 

 

 

 

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