関節には、本来の可動域とは別に少しずつあそびがついています。
分かりやすく言うと車のハンドルと同じように、ほんの少しだけ動かしても車の動きに影響を及ぼさない範囲が身体の関節にもあるのです。
少しとはどれくらい?
一番体験してもらいやすい方法は。。。
まず、手をパーにして、指を出来るだけ反らしてください。(伸展動作)
大体の人は手のひらと直線か、少し多めに反らされるぐらいだと思います。
次に、その反らした指を、反対の手を使ってさらに反らしていってみてください。
どうでしょうか?
みんな反対の手を使った方が圧倒的に反らす角度が増えたのではないでしょうか?
僕もこれを書いているときに自分の手で確認すると、+90度ぐらい反らすことができました。
これが関節のあそびです。
これがなければ少し手をぶつけたり、体重を支えたりするだけで突き指などの損傷がかなり増えてしまいます。
実際に、身体の痛みや健康面でいうと、身体の柔軟性よりも、この関節のあそびがあるかの方が大きく影響します。
めちゃくちゃ体が硬くても、全然痛みも無く過ごしている方なんて沢山いらっしゃいます。
カイロプラクティックの世界でも、もっと細かく、小さな遊びを調べて施術を行う方法が昔からあります。
日本でこの勉強会をしている超有名な先生も、歪みを調べて施術をするのではなく、関節のあそびの少ないところを探して施術を行うよう指導されます。
「あなたは歪んでいるから痛いんですよ」
と言われた方、色々な勉強会で会う本当にすごいと思える先生たちほど歪みの話なんてしていません。
歪み以外も見てもらいましょう!!
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