急性腰痛、いわゆるギックリ腰で来院された方の臨床報告です。
2日前に急に腰が痛み、その時はまだ動けたが、徐々に痛みが強くなり、次の日には痛みで動くことが辛いほど症状が出ているとのことでした。
来院時はピーク時よりは痛みが軽減しているようでしたが、まだ動きがぎこちなく、つらそうに動いていました。
痛みの強い中で出来る範囲で検査をしていくと、原因は骨盤の関節(仙腸関節)の問題で強く痛んでいました。
なのでこの関節が安定化できれば痛みは軽減するのですが、急性で痛めた物に関しては炎症が起きていたりもするので、
「炎症の出ているときは痛みは続きますが、基本的に炎症は48時間~72時間で治まってくるのでその後に楽になってきますよ」
とお伝えしています。
そのうえで、アクティベータ・メソッドによる施術を行いました。
アクティベータ・メソッドによる施術後に起き上がってもらう際に、
「痛みが出ると思うので気を付けてゆっくりと起き上がってくださいね」
とお声がけをしたのですが、横で見ていると結構スッと体を起こしてくれました。
なので、もう一度色々な体の動きで症状を確かめると。。。
「痛くない!!」
と言ってくれました。
「本当ですか!少し残りますか?」
とさらに聞いたのですが、
「全然痛くないです!!」
とのことでした。
炎症が強く出ていれば、施術後も痛みが続くはずなのですが、このように一度の、十数分の施術で痛みがなくなったという事は、元々炎症で症状が出ていたという事では無いという事です。
急性腰痛でここまで痛みがきれいになくなることは珍しいですが、症状が半減することぐらいはよくよくあります。
あと、急性腰痛の際には痛みが強いのですが、だからと言って安静にしすぎるのはよくありません。
安静にしすぎず、無理のない範囲で日常生活を送ってください。
その方が痛みの長期化、慢性化するリスクが減ります。
僕も過去2回急性腰痛を経験しており、22歳でなった時は少し動くこともつらかったのですが、壁にほとんどもたれかかった状態で、踵をずっと上げ下げしていました。
次の日、ふくらはぎに筋肉痛が起こりましたが、腰痛としての痛みは0になる経験をしています。
無理をしてはいけませんができる範囲で動き、徐々にできる範囲を広げていけるようにしてみてください!!
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