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歪みと痛みについての矛盾

痛みについて世の中には沢山誤解があるのでそのうちの一つである、歪んでるから痛い説を否定していきます。

 

そもそも歪みはどんな方でも存在します

 

鏡に映った顔を見てみてください。

 

顔に歪みはたくさんあると思います。

 

左右の目の大きさ、口角の上がり方、頭の形など左右非対称が普通です。

 

顔が歪んでいるからと言って、顔に痛みがありますか?

 

顔が痛いと言っている人の顔を診た時に歪みはあると思います。

 

顔に痛みがない人の顔を診た時にも歪みはあると思います。

 

これを腰に置きかえます。

 

腰が痛いと言っている人の腰を診た時に歪みはあると思います。

 

腰に痛みがない人の腰を診た時にも歪みはあると思います。

 

腰が痛くない人の腰を検査した結果、ヘルニアがある方はたくさんいます。

 

なのでヘルニアと腰痛の関係性も否定できます

 

人間はシンメトリー効果といって、左右対称の物を美しいと捉える習性があります

 

歪みは目で見て評価できるので、歪みは目安にしやすいのです。

 

そのことから歪み=痛みという考えや、機械論で考えてしまうことで、この考えが浸透したと思われます。

機械論→あらゆる現象機械運動なぞらえ因果法則によって解明ようとする説。一七世紀科学革命通じて広く流布した世界観目的に向かっての現象生成完成認めない点で目的論に、また、生命特有の現象認めない生気論対立する。

weblio参照

 

ただ当院ではプロからアマチュアのスポーツ選手を診ていく中で、身体の非対称性が運動機能の低下をおこしていることがしばしばあります

 

その状態でオーバーユース(つかいすぎること、酷使すること)になると、痛みは出やすくなります。

 

そういった点では歪みは、一つの目安にはなるので、歪みも一つの指標とはしていますが、それほど重要視はしていません

 

治療をして、ある程度歪みがよくなり、歪みがまだあったとしても、運動機能がしっかりと出来ていればそれが正常です。

 

歪みが痛みの原因だと信じ切っている方からすれば、受け入れ難いかもしれませんが事実です。

 

以上が今回の記事になります。

 

御清覧ありがとうございました。

 

しょう整骨院

大阪堺市北区長曽根町1467ー1メディカルエイトワンビル1階

TEL:072-251-8118

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昼寝前のコーヒーが身体をスッキリさせる!?

 

朝のコーヒーでストレスに弱くなる!?

 

 

 

 

のブログを読まれた方へ続編です。

 

 

 

 

コーヒーは別に悪者ではありません。

 

 

 

 

僕も大好きで毎日飲んでいます。

 

 

 

 

 

その中でもコーヒーを利用した休息方法をご紹介します。

 

 

 

 

 

これは有名なのでご存じの方も多いと思うのですが、

 

 

 

 

 

コーヒーナップ(Coffee naps)

 

 

 

 

 

という方法です。

 

 

 

 

 

Coffee=コーヒー

 

naps=昼寝

 

Coffee naps=コーヒー昼寝

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

コーヒーを飲んでから昼寝をするという方法です。

 

 

 

 

 

コーヒーに含まれるカフェインはよく目を覚醒させるといわれ、眠い中仕事をしなければならないなどの時によく使われますが、

 

 

 

 

実際に、カフェインの覚醒効果が出てくるのが、飲んでから15~20分後と言われています。

 

 

 

 

なので、昼寝前に飲んで、カフェインの効果が出てくるタイミングで起きて活動再開しようというものです。

 

 

 

 

実際に研究では、昼寝だけよりもコーヒーナップを行う方がそのあとの仕事の生産性が上がるという結果が出ています。

 

 

 

 

仕事の方法を工夫することも大切ですが、休む方法の工夫をすることも、結果的に仕事の効率が上がるという事ですね!

根性論だけではなかなか心も体もしんどいものです。

 

 

 

 

 

ただ、コーヒーの量ですが、カフェインを75~100mg摂る必要があるので、大体コーヒー1杯分ぐらいをあまり時間をかけずに飲む必要があります。

 

 

 

 

長い時間かけてコーヒーを飲んでも、カフェインの効果が昼寝の前に出てきてしまうので、短時間で飲んで、すぐ寝る。という工夫が必要になってきます。

 

 

 

 

あと、昼寝を長くしすぎると、熟睡の領域に入るので、目がスッキリ覚めなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

なので、寝る時間は長くても30分未満にするのがいいでしょう。

 

 

 

 

 

実際に僕も平日は毎日これを行っており、1杯より少し多いぐらいのコーヒーを2分ぐらいで飲み干して、そのまま寝て、その20分後に起きるというパターンでやっています。

 

 

 

 

 

目が覚めてからは、単純に好きだから一口分ぐらいのコーヒーをもう一度飲みます。

 

 

 

 

 

これで昼からも頭が冴えた状態で午後を迎えられるので、個人的にすごくオススメです。

 

 

 

 

是非一度お試しください。

 

 

 

PS:昔はやったバターコーヒーは味が好きで無かったのですぐにやめました。。。

 

 

 

 

 

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朝のコーヒーでストレスに弱くなる!?

 

皆様は、朝起きたら何をしますか?

 

 

。。。

 

 

 

中には朝の一杯のコーヒーが欠かせないという方もいらっしゃると思います。

 

 

 

 

僕もコーヒーが飲みたくなります。

 

 

 

 

 

が、朝からコーヒーは飲まないようにしています。

 

 

 

 

一番の理由はトイレに何回も行きたくなるから

 

 

 

 

 

ですが、本当はもっと重要な理由があります

 

 

 

 

 

それは、コルチゾールの分泌が増加するからです。

 

 

 

 

ただ、コルチゾールは一般的にはストレスホルモンとしてとらえられ、悪者扱いをされますが、朝目覚めるためには重要なホルモンです。

 

 

 

 

朝目覚めたときに体は活動状態に持っていきたいので、コルチゾールといわれるホルモンを体から分泌されます。

 

 

 

 

目の覚める少し前から、目が覚めて60分前後ぐらいまではコルチゾールの分泌が増えてくれるおかげで、すっきりと目が覚め、これからの活動をサポートしてくれます。

 

 

 

 

あれれぇー?じゃあ朝のコーヒーはいいんじゃないのー?

 

 

 

目もすっきり覚めるじゃん!!

 

 

 

 

と疑問に思われた方も多いと思います。

 

 

 

 

ですが、朝起きた時の自然とコルチゾールが分泌されるときに、コーヒーを飲んでさらにコルチゾールの分泌が促進されると。。。

 

 

 

 

コルチゾールの分泌過剰になってしまいますよね!

 

 

 

 

ここまで過剰に分泌されるとストレスホルモンとしても身体に負担をかけてしまいます。

 

 

 

 

コルチゾールは副腎という臓器から分泌されるのですが、これを働かせすぎると、いわゆる副腎疲労症候群といわれ、副腎の機能低下が起こってしまいます。

 

 

 

 

やる気を出すためにはコーヒーやチョコレートが必ず必要!みたいな方は副腎疲労の徴候です。

 

 

 

 

簡易のチェックリストもあるので試してみてください。(参照:MYLOHASさん)

 

 

 

 

 

なので、コーヒーを飲むと目が覚めるからといって毎日朝にコーヒーを飲むのは考え物です。

 

 

 

 

 

大体の目安としては朝目覚めてから90分ぐらい開けてからコーヒーを飲むのがいいのではないでしょうか?

 

 

 

 

PS。個人的に好きなコーヒーはちゃっぽんコーヒーさんの出目金のやつ

 

 

 

 

 

 

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筋肉量と痛みの矛盾

痛みについて世の中には沢山誤解があるのでそのうちの一つである、筋肉量が少ないから痛い説を否定していきます。

 

この記事はスポーツジムなどで一生懸命トレーニングをして筋肉を鍛えているのに、痛みなどが改善しないという方に読んで頂きたい内容になっています。

 

腰が痛くて病院にかかり、「腰痛は腹筋と背筋の衰えなのでトレーニングしてください」と言われた方は多いと思います。

 

膝の痛みでも「太ももの筋肉を鍛えて下さい」と言われた方も多く来院されます。

 

テレビで「たった3分この運動をつづければ◯◯痛が改善する!」というのをみて、やってみたけど効果がない、もしくは余計に痛みが酷くなったという方もおられます。

 

なかには2年もトレーニングを頑張っているのに、むしろ痛みが強くなっているという方もいます。

 

当院では、膝の痛みがあるから大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)を鍛えている、腰が痛いから、腹筋、背筋を鍛えている、もうすこし詳しく調べてトレーニングをしている方では、腸腰筋を鍛えているという方がいます。

 

当院にはプロのスポーツ選手が沢山来院されています。

 

3役の力士、競輪選手、日本代表選手など、筋肉が一般の方より発達している方が来院していますがこの方たちでも膝が痛くなったり、腰が痛くなったりします。

 

幼児(満1歳から小学校に就学するまでの子供)はどうでしょうか?

 

大人よりも確実に筋肉量が少ないですが、ぶつけたり、捻ったり、擦りむいたりしない限りは、腰が痛くなったり膝が痛くなったりはしません

 

上記の事から筋肉量と痛みについては関係性がないことがお分かりになると思います。

 

ただし、運動には痛みを抑制する効果はあります

 

なので正しい運動、適度な運動は痛みを軽減させます

 

ここで覚えておいて頂きたのは、テレビなどのメディアでは視聴率をとるために、「〇〇体操をやれば腰痛が治る」など、どんな腰痛の方でも良くなると思わせる内容になっていたりします。

 

運動にはその方に合った運動やストレッチがあります。

 

腰を反って痛むという方に背筋を鍛える上体反らしをやってしまうと、余計に痛くなります。

 

ですので痛みを改善する目的で、トレーニングや体操、ストレッチをする場合は、きちんと知識のある方に指導してもらってください。

 

まとめ

 

筋肉量と痛みは関係がない(スポーツ選手と幼児を比較すればわかります)

 

筋肉量と痛みは関係がないが運動は痛みを抑制する。

 

運動は症状にあったやり方、正しいやり方があるので知識のある方に指導してもらう。

 

以上が今回の記事になります。

 

御清覧ありがとうございました。

 

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家でゴロゴロしすぎるとなぜ良くないのか(寝たきりで筋力低下が起こる理由)

 

 

まだまだ自粛が続き、私も仕事と買い物以外はあまり外に出ず、家の中にいていることが多くなっていますが、できるだけ毎日軽い運動をしています。

 

 

 

 

ですが、患者さんの話を聞いていると、家の中ではほぼ動かない、ずっとゴロゴロしているという話をよく聞き、それが痛みの原因になっているのでは?という方が沢山いらっしゃります。

 

 

 

 

 

そのような方には、

 

 

 

 

 

「なんでもいいので体を動かしてください!!」

 

 

 

 

「立っている時間を少し増やしてみてください!!」

 

 

 

 

 

とお伝えしています。

 

 

 

 

 

じゃあ、なぜゴロゴロしすぎるといけないのか、もっと言うと、寝たきりだとなぜ急速に筋力低下が進むのか?

 

 

 

 

 

という事を説明します。

 

 

 

 

 

それは。。。

 

 

 

 

 

 

筋肉を使わず弱っていくから!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて言ったら面白くないですよね。。。

 

 

 

 

誰でも思いつきそうなことで終わらないのがこのブログです。

 

 

 

 

もっと深く話を進めていくと、

 

 

 

 

重力を感じていないと、抗重力筋といわれる特に重力に対して姿勢を保つための筋肉が働きにくくなり、

 

 

 

いざ立ち上がって重力がかかると筋肉がうまく働かず、痛い、重たいとなってしまいます。

 

 

 

 

なので寝たきりにならないよう気を付けましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもまだ終わりません。

 

それがこのブログの良いところ。。。

 

 

 

じゃあどうすればいいのかですが、

 

 

 

人間の体で重力を検知するのは耳石という、いわゆるみ耳の奥にある石です。

 

 

その耳石の位置が高い位置に保たれると、体が重力に対して反応するので、

 

 

抗重力筋の働きが改善してくれます。

 

 

 

 

なので、

 

 

寝るよりも座る

 

 

座るよりも立つ

 

 

これが抗重力筋の活性化できる方法です。

 

 

 

これがこのブログの163文字目ぐらいの患者さんへのアドバイス、

 

 

 

「なんでもいいので体を動かしてください!!!」

 

 

 

「立っている時間を少し増やしてみてください!!!」

 

 

 

 

につながってくるのです。

 

 

 

 

 

これを使うと、例えば入院中や家で体を動かせず仕方なくベットで一日中過ごさないといけない環境であっても、ベットの角度を上げて少し座ったような状態にするだけでも効果的です。

 

 

 

 

理想は運動をすることですが、少しの工夫でも体に変化が出てくれるので、一度お試しください。

 

 

 

 

後は過去のブログの「呼吸の重要性」も合わせてお読みください。

 

 

 

 

 

すごいいい内容なのにあまり読んでいる人がいません。。。

 

 

 

情報を先取りしたい方はおススメです!

 

 

 

 

 

ではっ!!!

 

 

 

 

 

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どうしてもダイエットに失敗してしまう人のためのシンプルルール

 

 

※カロリー制限や運動などでのダイエットがなかなかうまくいかない人への方法です。

この方法が一番効果的ということではありませんので、カロリー計算の出来る方はそちらをお勧めします。

 

 

 

そもそも、ダイエットを失敗する原因の中で、

 

 

 

・厳しいルールを作りすぎる

・気を付けることが多すぎる

・途中でめんどくさくなる

 

 

 

というのがあります。

 

 

 

 

 

そもそも初めに難しいルールを作っても途中で出来ない日が出てしまうとそれからのやる気が一気に低下してしまいますよね。

 

 

 

 

僕も毎日走ろうと思いつき、2日目でやめたことがあるのでよくわかります。

 

 

 

 

なので、ここで気を付けるルールは1つだけです。

 

 

 

 

 

 

それは。。。

 

 

 

 

 

 

・夕食を直径25センチのお皿に収まるだけにする

 

 

 

 

 

というだけです。

 

 

 

 

この研究はドナルド・サルさんとキャスリーン・アイゼンハートさんの著書

 

 

SIMPLE RULE

 

 

 

に掲載されています。

 

 

 

 

 

25センチのお皿に乗る分であれば、何を食べてもOKです。

 

 

 

 

 

なので、変に糖質制限などしなくても、甘いもの、油にまみれているものを食べてもいいのです。

 

 

 

 

これだけを守るようにするだけで、多くの人が1か月に1キロの減量に成功しています。

 

 

 

 

 

アメリカの研究なので、実際はもう少し小さいほうがいいかもしれませんが、

 

 

 

 

たったこれだけで効果が出るのでなんか自分にもできそうですよね。

 

 

 

 

 

ルールが簡単であると、継続もしやすく、徐々に結果に表れてくれるのです。

 

 

 

 

どんなダイエット方法であろう続けることがすごく大事です。

 

 

 

脂肪は1キロ7200キロカロリーもあります。

 

 

 

体重が60キロの人だとランニング16時間ぐらいですね!

 

 

 

10㎏痩せるのに160時間のランニング。。。

 

 

 

いきなり1か月に10キロやせるなんてどれだけ大変かわかりますよね。

 

 

 

そもそも体に良くないでしょう。

 

 

 

ダイエットは長期的にみて健康的に痩せましょう!

 

 

 

 

どうしてもダイエットに失敗し続けて悩んでいるという方は一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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椎間板ヘルニアについて

当院に来院される方の中でもすごく多いのが、

 

「病院で椎間板ヘルニアだと言われました。。。」

 

とおっしゃられる方です。

 

 

診断は出たがなかなか症状が改善されず、色々な施術を受けてきたが良くならないという話もよく聞きます。

 

 

じゃあなぜその症状が改善しないのか、そもそもヘルニアをどのように考え、どのように施術をするのか、あとその矛盾点について記事にしていきます。

 

 

 

目次

1 一般的なヘルニアの解釈

    a) ガーデンホースセオリー、ナーブピンチングセオリー、神経の流れが悪くなる

    b) SLR陽性(ラセーグ徴候)、前屈で痛くなる

2 一般的な治療法

      a) 手術

    b) マッケンジー体操

    c) 温める

    d) 腰椎牽引
3 一般的な解釈の矛盾点    

             a)神経経路の位置

     b)神経の流れが悪くなる?

             c)神経の構造

     d)1995年の研究

             e)治療法

 

 

 

このブログで伝えたいこと。。。

 

・ヘルニアと腰痛、坐骨神経痛との関与は殆ど無い

 

・神経圧迫では痛みが出ない

 

 

 

 

初めに、今まで一般的に言われてきたヘルニアの常識を見ていきます。

 

 

 

 

1)一般的なヘルニアの解釈

 

a ガーデンホース・セオリー 、ナーブピンチング・セオリー

椎間板が後方に突出することにより、神経が圧迫され、痛みが生じる

水を出した状態のホースをつまむと、水が出なく(出にくく)なるのと同じように、神経が圧迫を受けると流れが悪くなり、痛みが出るとされる

 

b SLR陽性(ラセーグ徴候)、前屈で痛む

前屈をして背骨を丸めると、椎間板がより後方へ押し出されるので、圧迫が強くなる

SLR検査で35°~70°で坐骨神経に負荷がかかり、痛み、痺れが誘発される

 

 

 

 

 

 

2)一般的な治療

 

a 手術

椎間板の突出した部分を取り除き、圧迫をなくす

 

b マッケンジー体操

腰を反る動作を行い、突出した椎間板を元の位置に戻すような動きをする

 

c 温める

血流を促進し、筋肉を弛緩させる

 

d 牽引

骨と骨の間を広げ椎間板部の圧力を陰圧にすることで、突出した椎間板が元の位置に戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

ということが今までのヘルニアの常識とされています。

 

色々な本を読んでも、このような理論の元にこういう運動をしましょう、このコルセットをしましょう、こんなストレッチをしましょう、と説明をされています。

そもそも僕たちが学生の頃も学校ではこのように習いました。

 

では、この一般常識のおかしいところを見ていきましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

3)矛盾点

 

a 神経経路の位置

 

 

椎間板は神経の前にあります、ということは、椎間板が飛び出して神経を圧迫する際には神経の前方部分を圧迫します。

ですが、2つ目の画像のようなヘルニアが多いとされているのですが、前にあるのは前根(上の画像では運動神経根)が圧迫されます。

つまり、圧迫で症状がでるなら痛み(感覚)でなく、運動障害なはずです。

ちなみに、もう一つ圧迫を受けやすい位置にあるのが前脊髄視床路であり、これは確かに痛みを伝える経路なのですが、この経路は反対側からきた信号を伝える経路です。

つまり、この経路の右側で問題が起きると左側に症状が出ます。

2つ目のように右側を押して右側に症状は出ません。

 

 

 

b 神経の流れが悪くなる?

神経が圧迫されると流れが悪くなるというのは、神経が水のように流れているという考えのもとに言われるのですが、実際神経系の経路で行われているのは電気的な流れで脳まで伝えています。

なので、コンセントなどで考えてもわかると思いますが、圧迫しても、ぐるぐる巻きにしても断線していなければ正常に電気は流れ、その先のスマホも充電できます。

なので神経が圧迫されていても、断線していなければ基本的には正常に働きます。

断線が起これば痛みどころではなく麻痺がおこりますしね。

 

 

c 神経の構造

神経はたくさんの繊維が束ねられ、その束ねた物を集めてさらに大きく束ね。。。と、何層にもなっているのですが、その中は神経線維だけでなく、血管や脂肪組織もたくさん含まれています。

特にその脂肪組織が緩衝材の役割を果たし、圧迫を受けても神経に影響が出にくくなっています。

 

 

d 1995年の研究

1995年国際腰椎学会から発表された研究で腰痛界のノーベル賞といわれる「ボルボ賞」を受賞した論文では、

腰痛のない健常者46名の腰部を調べたところ、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。

となっています。

つまり、ヘルニアや椎間板変性は痛みとは関係なく、むしろ誰にでもあるようなものとわかりました。

しかも1995年(平成7年)に。。。

もう”新”常識とかではなく、だいぶ前から分かっていたんですね。。。

 

 

e 治療法

今までの治療法は「神経を圧迫して症状がでている」として行われてきたので、だとしたら全て見直す必要があるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

このように、物理的に考えても、科学的に考えてもヘルニアで腰が痛むのは理論的におかしいのです。

 

1995年の時点でヘルニアと腰痛の因果関係が低いと分かっているのに、未だに日本では

 

「ヘルニアがあるから痛い」

 

という常識や固定観念が蔓延しています。

 

 

この記事を読んでいただいた方はもう固定観念にとらわれず、正しい情報で判断できるとおもいます。

 

 

正しい情報を仕入れ、より症状の悩まされることのないようにしていきましょう!!

 

 

 

 

 

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自粛に負けない体調管理

 

 

先日、大阪府でも、緊急事態宣言が発令され、不安な日々を送られていると思います。

 

 

私も休日はできるだけ外出をしないようにしているのですが、

 

 

テレワークや休業などで、ずっと家の中にいている方もたくさんいらっしゃると思います。

 

 

感染拡大を防ぐためには一人一人の協力が必要なので、自粛は仕方がないのですが、

 

 

感染以外の不調を起こしてしまうリスクも防止しておかなければいけません。

 

 

 

 

そこで少し注意しておいて欲しいことが2つあります。

 

 

 

 

①運動不足による体調不良

②座っている時間が長いことによる呼吸機能の低下(酸素不足)

 

 

 

 

 

 

①運動不足による体調不良

 

 

ハーバード大学 心理学博士 タル・ベン・シャハーさんは

 

 

運動しないことは憂鬱になる薬を服用しているのと同じようなものだ

 

 

と言っています。

 

 

 

すごくわかりやすいページがあったので貼っておきます。

 

ぜひご覧ください。

 

【あしたのために】運動しないことは憂鬱になる薬を服用しているのと同じようなものだhttp://clockworkapple.me/?p=248

 

 

 

なので、家の中でもある程度は体を動かしておくほうがいいです。

 

 

 

おすすめは、非運動性熱産生(NEAT)を増やすこと、

 

 

こまめに掃除をしたり、できるだけ階段を使ったりなどの日常生活動作の量を増やすことです。

 

 

私はあえて無駄な動きを入れながら料理をしたり、掃除をしたり、洗濯物を干したりしています。

 

(オリーブオイルを手を上げ高いところからかける、靴を脱いだらおしゃれに並べる など)

 

 

 

 

 

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あえて運動をしなくても工夫次第で運動量は確実に増やせるので楽しみながらやってみてください。

 

 

 

プラスで家の中で軽い運動を行えればバッチリです。

 

 

 

 

 

 

②座っている時間が長いことによる呼吸機能の低下(酸素不足)

 

 

 

座っている状態が長く続くと、おなかの筋肉が縮みっぱなしになり、

 

 

横隔膜が下に下がることができず、

 

 

呼吸をしていても肺が膨らみづらく、酸素の摂取量が低下してしまいます。

 

 

 

 

神経系が正常に働くためには、酸素が体内にたくさんあることが大切です。

 

 

 

 

なので、座りっぱなしではなく、たまに立ち上がって鼻から深呼吸をするようにしてください。

 

 

このことに関してはもう少し細かく以前に紹介しているので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

呼吸の重要性https://itami-clinic.com/blog/475/

 

 

 

 

この2つは自粛時以外の日常でもやっていて欲しいことではありますが、

 

 

特に今意識してやってみてください。

 

 

 

気持ちが沈むニュースばかりですが、こんな事態だからこそできる楽しみ方を見つけてください。

 

 

 

 

「こんな自粛の楽しみ方をしたよ!」

 

 

 

ということを友達ラインや電話などで共有してみてはいかがでしょうか。。。

 

 

 

私は「100日後に那須川天心」に頑張って、那須川天心になろうと思います。

 

 

 

 

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ぎっくり腰

 

 

2日前にこけかけて腰を痛めたという女性が来院されました。

 

 

 

急性腰痛、いわゆるギックリ腰です。 詳しく調べると、

 

 

 

骨盤の関節、仙腸関節からの痛みが出ていました。

 

 

 

 

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昔はこの関節は動かないといわれていましたが、今では数ミリではありますが動きのある関節と言われています。

 

 

詳しくは日本仙腸関節研究会のホームページを参照にしてください。

参照:日本仙腸関節研究会http://www.sentyo-kansetsu.com/jp/sacroiliacjoint.php

 

 

 

 

この方は症状が強く、体を真っすぐ伸ばして歩くことが困難な状態でした。

 

 

 

初めにアクティベータ・メソッドを行い症状が半分ぐらいになり、

 

 

その後、PCRT(心身条件反射療法)を続けて行うと、痛みがほぼ無い状態になりました。

 

 

 

 

PCRTの検査では、もうすぐ職場で新しく人が入ってくるので、うまくやっていけるかという不安というより期待感、楽しみが強く体を緊張させていました。

 

 

 

実際に痛めた原因がこけかけた時に痛めたという明らかな原因があるのですが、そのような方の場合でも、体の損傷だけでなく、脳の緊張パターンを調整すると痛みが軽減していってくれます。

 

 

 

なので、明らかな痛めた原因や外傷があっても、痛みの原因がそれだけとは限りません。

 

 

 

これだからこの症状が出るという決まったものはなく、

 

 

あらゆる可能性を考えながら痛みと向き合わなければいけません。

 

 

 

急性腰痛や、なかなか良くならない痛みでお困りの方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

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ほんとに膝関節が痛んでるの? 

 

当院でも、膝の痛みを訴えてこられる方がたくさんいらっしゃいます。

 

その中でもたくさん聞くのが、

 

「変形性膝関節症と言われた」

 

「軟骨が減ってると言われた」

 

という方が多く、注射を打ってもなかなか良くならないという方もいています。

 

 

そんな方に、痛いところを触ってくださいというと、お皿(膝蓋骨)の上あたりを大きく触って教えてくれる方がいます。

 

 

とりあえずこのレントゲン写真見てみてください。

 

 

 

 

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お皿の上。。。

 

 

そんなところに関節なんかありませんよね。。。

 

 

お皿の上が痛む人の多くはお皿にくっつく筋肉が原因で痛めている方がほとんどです。

 

 

 

なので、膝関節にどれだけ原因を求めて探しても答えが見つからなかったりします。

 

 

でも、

 

「上のレントゲンの中のどこが原因でしょう?」

 

と、必ず画像の中のどこかに原因を探さないといけないとしたら、

 

 

「変形かな?関節のスペースかな?」

 

と無理矢理どこかに原因をなすりつけることになります。

 

そんなの膝関節からしたら罪をなすりつけられた冤罪ですよね。。。。

 

今までずっと僕たちを支えてきてくれたのにそれでは膝関節があまりにもかわいそうです。。。

 

 

本当の犯人を見つけてそいつをしっかりと更生させましょう。

 

 

 

膝や腰などの痛みでお困りの方は一度ご相談ください。

 

 

 

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