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ストレートネック  解説

 

首の痛み、肩の痛みで病院や整骨院へ行き、

 

 

 

ストレートネックですね。だから痛みが出るんですよ。」

 

 

 

と言われた方はすごく多いのではないでしょうか?

 

 

 

ストレートネックというのはよくよく考えるとおかしいことが色々あります。

 

 

 

何個か考えてみましょう!!

 

 

 

今回はこの三本柱です。

 

 

 

 

レントゲンは顎を引いて撮る

ストレートになるってことは常にうつむいている状態になる

③自身の体験

 

 

 

 

①レントゲンは顎を引いて撮る

 

 

覚えているかどうかわからないですが、レントゲンの写真を撮るときに、

 

 

 

顎を引いてください!!

 

 

と言われたことはないでしょうか?

 

 

 

まず、自分の首に手を当ててみて、そこから顎を引いていくと、首が真っすぐになる方向へ動きませんか?

 

 

 

こうやってレントゲンを撮る時点で本来の首の状態ではなく、真っすぐになる状態をあえて作った状態で撮影するので、ストレートネックの人が世にあふれかえるのです。

 

 

 

 

②ストレートになるってことは常にうつむいている状態になる

 

 

 

元々胸椎は後弯のカーブを描いているので、そこから頸椎が真っすぐ伸びると、顔が下を向き、うつむいた状態になってしまいます。

 

 

それでは、ストレートネックと言われた方に質問です。

 

 

あなたは日常生活の中で顎を引いていますか?どちらかというと顎が上がっていますか?

 

 

 

日常生活でうつむく事もありますが、常にそうなっているでしょうか?

 

 

 

デスクワーク中でも画面を見るために、どちらかというと顎が上がった状態ではないですか?

 

 

 

ストレートのままだと顎は上げられないので、顎が上がっているという事はどちらかというと過前弯の状態です。

 

 

 

顎を上げるというのは上を向く動作ですからね。

 

 

 

この時に特に上部頸椎が過前弯になりやすいのですが、過前弯という事はストレートネックとは真逆の動きなので、この状態からさらに前弯方向に無理に持っていかれると症状がより出てきそうですよね。

 

 

 

③自身の体験

 

 

 

もう8年近く前の話になりますが、レントゲンを撮影して、専用のペンと定規を使って線を引いて行って、そこから専用のベットを使って背骨と骨盤の矯正をしようというセミナーに参加しました。

 

 

そこで自分もレントゲンの写真を撮り、自分で線を引いて行って歪み方を確認したのですが、基準値(正常値??)よりすごく歪んでいる状態でした。

 

 

 

講師の先生に見せると、

 

 

 

「ストレートを越えてリバースネックになってるやん。首痛くないん??」

 

 

 

と言われました。

 

 

 

当時の僕。。。全く首なんて痛くなかったです。。。

 

 

 

「何年かしたら痛くなるよ」

 

 

 

8年後の僕。。。全く首なんて痛くないです。。。

 

 

 

歪みが原因で痛いんだったら当時の時点で歪んでいるので、その時に痛くなければ関係ないんじゃないの????

 

 

 

と疑問を持ちつつ、当時は天使のような心を持っていた僕は講師の先生にツッコミを入れずに時が過ぎました。

 

 

 

今考えれば、歪みよりも将来痛くなるという強迫的な情報の方が自分にとってよくない影響が出るので、その情報に対して深く考え込みすぎずに良かったなと思いつつ、こうやって破局的思考の方が生み出されるのだなと感じました。

 

 

 

 

ストレートネック、最近ではスマホ首なんて言葉も作られていますが、首の歪みがあるから痛みが出ているというようなことではありません。

 

 

 

イコールなら僕も今首の痛みで悩んでいます。

 

 

 

これらのような症状でお困りの方は一度ご連絡ください。

 

 

 

 

今日のひとこと

 

キリンは究極のストレートネック

 

 

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久しぶりに激しい運動をする

 

成人になってもそうですが、今は学校での部活や、習い事も行けておらず、運動不足気味になっている方が多いと思います。

 

 

 

 

徐々に自粛が解除され、いざ運動を始めるときになった時に気をつけておかなければ ならないことがあります。

 

 

 

 

一番はやはりケガです。

 

 

 

 

 

 

今まであまり動いていなかったのに、急に激しく動いてしまうと、身体が動かしずらく、自分のイメージとは違った動きしかできなかったりします。

 

 

 

 

そのイメージと実際の体の動きにギャップが産まれてしまい、そこで損傷を起こしやすかったり、動けないことへのショックで気持ちが折れそうになります。

 

 

 

 

 

僕も学生の時、テスト期間中にあまり体を動かさず、テスト明けの練習が再開した時に、「もっと体を動かしていればよかった。。。」「せめて走ることだけでもしとけばよかった。。。」と何度も痛い目に会いました。

 

 

 

 

 

たった2週間ぐらいのテスト期間中でもそう思うのに、今回の自粛期間や、高校一年生だと受験期間も含めて長ければ1年間ぐらい運動が出来ていない場合もあります。

 

 

 

 

 

次に動くとき、かなり注意をしておかなければいけませんよね。。。

 

 

 

 

 

 

出来れば、練習再開のもっと前の段階から基礎体力作りはしておいた方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

せめて練習できる体力があればまだそこからでも取り返せそうですが、そもそも練習についていくだけで精一杯だったり、ついていけなければ技術的なことを考えたり、工夫して練習をする余裕もなくなってしまいます。

 

 

 

 

一日の中のどこかで心拍数が上がるような運動をどこかで取り入れる方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

それでもあまり運動ができない場合はイメージトレーニングをしてみてください。

 

 

 

 

実際に体を動かさなくても、イメージをするだけで、脳の運動を調節する部分などの活性化か見られ、技術の低下を防いでくれます。(メカニズム参照:一般向けではないです。。。

 

 

 

注意点としては、良いイメージを繰り返すことです。

 

 

 

悪い、失敗のイメージを繰り返すと、脳が失敗の体の動かし方を覚えていってしまいます。

 

 

 

 

何度も何度もいいイメージでトレーニングをしてみてください。

 

 

 

 

 

運動再開後、今まで我慢していた運動を楽しみましょう!!

 

 

 

 

 

 

追伸

 

運動前のストレッチではケガの予防はできますが筋肉痛を軽減させることはできません。

 

筋肉痛になりたくなければ、日ごろから筋肉を動かしましょう!!

 

 

 

 

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歪みと痛みについての矛盾

痛みについて世の中には沢山誤解があるのでそのうちの一つである、歪んでるから痛い説を否定していきます。

 

そもそも歪みはどんな方でも存在します

 

鏡に映った顔を見てみてください。

 

顔に歪みはたくさんあると思います。

 

左右の目の大きさ、口角の上がり方、頭の形など左右非対称が普通です。

 

顔が歪んでいるからと言って、顔に痛みがありますか?

 

顔が痛いと言っている人の顔を診た時に歪みはあると思います。

 

顔に痛みがない人の顔を診た時にも歪みはあると思います。

 

これを腰に置きかえます。

 

腰が痛いと言っている人の腰を診た時に歪みはあると思います。

 

腰に痛みがない人の腰を診た時にも歪みはあると思います。

 

腰が痛くない人の腰を検査した結果、ヘルニアがある方はたくさんいます。

 

なのでヘルニアと腰痛の関係性も否定できます

 

人間はシンメトリー効果といって、左右対称の物を美しいと捉える習性があります

 

歪みは目で見て評価できるので、歪みは目安にしやすいのです。

 

そのことから歪み=痛みという考えや、機械論で考えてしまうことで、この考えが浸透したと思われます。

機械論→あらゆる現象機械運動なぞらえ因果法則によって解明ようとする説。一七世紀科学革命通じて広く流布した世界観目的に向かっての現象生成完成認めない点で目的論に、また、生命特有の現象認めない生気論対立する。

weblio参照

 

ただ当院ではプロからアマチュアのスポーツ選手を診ていく中で、身体の非対称性が運動機能の低下をおこしていることがしばしばあります

 

その状態でオーバーユース(つかいすぎること、酷使すること)になると、痛みは出やすくなります。

 

そういった点では歪みは、一つの目安にはなるので、歪みも一つの指標とはしていますが、それほど重要視はしていません

 

治療をして、ある程度歪みがよくなり、歪みがまだあったとしても、運動機能がしっかりと出来ていればそれが正常です。

 

歪みが痛みの原因だと信じ切っている方からすれば、受け入れ難いかもしれませんが事実です。

 

以上が今回の記事になります。

 

御清覧ありがとうございました。

 

しょう整骨院

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筋肉量と痛みの矛盾

痛みについて世の中には沢山誤解があるのでそのうちの一つである、筋肉量が少ないから痛い説を否定していきます。

 

この記事はスポーツジムなどで一生懸命トレーニングをして筋肉を鍛えているのに、痛みなどが改善しないという方に読んで頂きたい内容になっています。

 

腰が痛くて病院にかかり、「腰痛は腹筋と背筋の衰えなのでトレーニングしてください」と言われた方は多いと思います。

 

膝の痛みでも「太ももの筋肉を鍛えて下さい」と言われた方も多く来院されます。

 

テレビで「たった3分この運動をつづければ◯◯痛が改善する!」というのをみて、やってみたけど効果がない、もしくは余計に痛みが酷くなったという方もおられます。

 

なかには2年もトレーニングを頑張っているのに、むしろ痛みが強くなっているという方もいます。

 

当院では、膝の痛みがあるから大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)を鍛えている、腰が痛いから、腹筋、背筋を鍛えている、もうすこし詳しく調べてトレーニングをしている方では、腸腰筋を鍛えているという方がいます。

 

当院にはプロのスポーツ選手が沢山来院されています。

 

3役の力士、競輪選手、日本代表選手など、筋肉が一般の方より発達している方が来院していますがこの方たちでも膝が痛くなったり、腰が痛くなったりします。

 

幼児(満1歳から小学校に就学するまでの子供)はどうでしょうか?

 

大人よりも確実に筋肉量が少ないですが、ぶつけたり、捻ったり、擦りむいたりしない限りは、腰が痛くなったり膝が痛くなったりはしません

 

上記の事から筋肉量と痛みについては関係性がないことがお分かりになると思います。

 

ただし、運動には痛みを抑制する効果はあります

 

なので正しい運動、適度な運動は痛みを軽減させます

 

ここで覚えておいて頂きたのは、テレビなどのメディアでは視聴率をとるために、「〇〇体操をやれば腰痛が治る」など、どんな腰痛の方でも良くなると思わせる内容になっていたりします。

 

運動にはその方に合った運動やストレッチがあります。

 

腰を反って痛むという方に背筋を鍛える上体反らしをやってしまうと、余計に痛くなります。

 

ですので痛みを改善する目的で、トレーニングや体操、ストレッチをする場合は、きちんと知識のある方に指導してもらってください。

 

まとめ

 

筋肉量と痛みは関係がない(スポーツ選手と幼児を比較すればわかります)

 

筋肉量と痛みは関係がないが運動は痛みを抑制する。

 

運動は症状にあったやり方、正しいやり方があるので知識のある方に指導してもらう。

 

以上が今回の記事になります。

 

御清覧ありがとうございました。

 

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ストレスと痛みや身体の不調の関係性

 

 

ストレスと痛みや身体の不調は大いに関係があります。

 

例えば高所が苦手な方が、高所に立たされた場合どうなるか考えてみましょう。

 

「ドキドキする」や「身体がこわばり動けなくなる」「冷汗がでる」「腰を抜かす」など様々なイメージができるのではないでしょうか?

 

高所が苦手な方が高所に立たされると、恐怖」「不安」などの感情が働きます。

 

この感情に身体が反応し、心臓が速く動くので「ドキドキする」や身体が緊張してしまい「身体がこわばり動けなくなる」などの反応が身体に現れます。

 

これだけを考えても、感情が身体に反応しているということがお分かりいただけると思います。

 

他にも、慣れた道を運転するのと、知らない道を運転するのとでは、身体の疲労度も違います。

 

中には、慣れない道(旅行の道中や、営業先)を運転したから、腰が痛くなった、肩が痛くなったという方も来院されます。

 

慣れた道を運転するのと、知らない道を運転するのとでは、肉体的なストレスは同じですが、知らない道を運転するということは無意識に「いつも以上に事故をしないように気を付けなければならない」などの感情が働くため、「心」が緊張しそれが「肉体」の緊張になり、「疲れ」や「痛み」として現れます。

 

 

一般的にストレスというと、人間関係や不安などのネガティブな感情をイメージする方が多いのではないでしょうか?

 

まずストレスといっても様々なストレスがあります。

 

大きく分けると内的ストレス外的ストレスに分けられます。

 

 

内的ストレス

 

心理的ストレス身体生理的ストレスに分けられます。

 

 

 

外的ストレス

 

物理的ストレス科学的ストレスに分けられます。

 

 

 

 

①心理的ストレス

 

心理ストレスには、その時の「感情」「信念」「価値観」が関わってきます。

 

 

 

感情

 

意志的感情(成し遂げようとする気持ち)、肯定的感情(この記事ではポジティブと捉えます)、否定的感情(ここではネガティブと捉えます)が関わっていると考えられます。

 

不安(否定的感情)で寝れないこともあれば、楽しみ(肯定的感情)で寝れないといった、両極端な感情は平常心を揺さぶるため、両者とも「ストレス」になります。

 

 

 

信念

 

言い換えれば、己のルールになります。「~しなければならない」「~でなければならない」「~すべき」などになります。

 

帰宅時に「夕御飯ができていなければならない」という方は、帰宅時に夕御飯がなければ、ストレスを感じますが、「夕御飯ができていなければ、自分で作ればいいや先にお風呂に入ればいい」などの選択肢(自由度)が増えればストレスが軽減されます。

 

 

 

 

価値観

 

どのような物事に価値を認めるか、という個人それぞれの判断基準だったり、理想の自分、充足感のある自分の状態をいいます。

 

「こうなりたい」と思っている理想の自分と、現実の自分にギャップがあるとストレスを感じやすくなります。

ギャップが大きければ大きいほどストレスも大きくなると考えられます。

 

 

 

 

上記のストレスに「時系列」「分野」「立場」などが関わることがあります。

 

時系列には、過去、未来、現在、常になどがあります。

 

分野には、仕事関係、学校関係、家族関係、趣味関係などがあります。

 

立場には、親(父・母)、子(息子・娘)、兄弟(兄・姉・弟・妹)、夫婦、役員、社員、リーダー、メンバー、男女などがあります。

 

「母親の未来(老後)が娘として不安」「3か月前の仕事の失敗が気になってる」など。

 

そして、感情の波が大きければ大きいほど、ストレスも大きくなると考えられます。

 

「孫が産まれとても愛おしい」という気持ちが大きければ大きいほど、「大切な孫に何か良くないことが起こったらどうしよう」などと、表面では「愛おしい」と思う反面、無意識に「心配」という感情がでてきます。

 

 

この無意識に働いている感情の多くが、身体の緊張になり痛みや身体の不調になっていると臨床上よく感じます。

 

 

脳幹脊髄系は反射系の記憶をしており、私の場合、転倒した際にレンガで頭部をぶつけ頭部を切り救急車で搬送された経験があります。

なので、レンガを見ると、うっすら痛みの記憶が蘇り、激痛ではないのですが、頭部に嫌な感覚が出たり、救急車をみると、当時の記憶が出てきて、身体が少し緊張するのが感じられます。

今、この記事を書いていても、頭部に違和感を感じたり、打った時の恐怖を思い出し、すこし身体がゾクゾクします。

もしかすると連想ゲームのように、赤い物を見るだけでレンガや血をイメージし無意識に「恐怖」を思い出しストレスを感じ、身体が緊張することもあるかもしれません。

 

続いて身体生理的ストレスについてです。

 

 

 

 

②身体生理的ストレス

 

 

疲労、不眠、病気、けが、症状、妊娠、など、身体に直接影響を与えている「ストレス」を指します。

 

身体の「病気」「けが」など、構造的変化が「ストレス」として作用します。

 

 

 

 

物理的ストレス

 

 

環境的ストレスとも言い換えられ、「寒い」「熱い」「騒音」「不衛生」などが物理的ストレスで、住居や会社で過ごす場所(環境)で身体感覚で感じるストレスになります。

 

 

 

 

④化学的ストレス

 

 

飲料、食べ物、たばこ、放射線、電磁波、大気汚染、薬物、酸素部位側などになります。

 

 

以上が主なストレスになります。

 

皆様が想像するストレスは精神的ストレスが多いと思われますが、我々は知らず知らずにストレスを受け、ストレスがあるからこそ喜怒哀楽もあります。

 

ストレスは拒絶しようとしてもダメです。

 

ストレスに身体が順応するようにしていくことが、ストレスとの付き合い方になります。

 

御清覧ありがとうございました。

 

 

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当院ではマッサージをしていない3つの理由

今回の記事ではなぜ当院ではマッサージをしないのかという事を記事にしていきます。

①マッサージでは痛みが改善しにくい

②筋肉レベルの問題で痛みが出ている人が少ない

③強く押された筋肉は硬くなり痛めやすくなる

 

 

 

①マッサージでは痛みが改善しにくい

 

マッサージは慰安目的にはいいと思いますが、痛みをとるというという点では改善することもありますが、改善しにくいといった点からマッサージを行っていません。慰安目的で受けるのであればいいとおもいますが、痛みをとりたい、症状を改善させたいという点ではマッサージでは難しいように思います。

 

 

②筋肉レベルの問題で痛みが出ている人が少ない

 

そもそも筋肉レベルに原因があればマッサージで対応できるのですが、筋肉レベルで痛みが出ている方は稀だと思います。筋肉や関節は神経の働きによりコントロールされています。昔はマッサージをしていたのでその経験上私が感じることです。そもそもマッサージで良くなれば、勉強する必要もないですし、マッサージは素人の方でも簡単に取得できる技術なのでマッサージで良くなるのであれば家族同士で痛みを改善することができ、痛みを抱えられた患者さんがこれ程世の中にいないように思います。

 

 

③強く押された筋肉は硬くなり痛めやすくなる

 

マッサージで強く押すと筋損傷が起きるため、切れた筋繊維が回復した時には硬い筋繊維が再生され、疲れやすい筋肉やケガをしやすい筋肉なってしまいます。筋疲労をぬくといった点では軽いマッサージは肯定できますが強いマッサージに対してのメリットはないように思われます。

 

 

ここからは余談です。

 

私はマッサージを頑なにしたくないわけではなく、治療業界に入った時には私もマッサージをしていました。

 

しかし治らないどころか、週に1回来ていた方が週に3回来るようになったり、身体を触ると硬くなっていく患者さんがいることに気が付いたので、マッサージの勉強は半年ほどでやめました。

 

マッサージでも強くもまず、やさしくさする程度のマッサージであれば、いいこともたくさんあります。

 

そしてマッサージでは良くならないと思い、カイロプラクティックの門をたたきました。

 

この時は歪んでいるから痛いという観点で、ボキボキして骨格矯正をする技術を身につけていきました。

 

そこで歪んでいなくても痛い人はいるし、歪んでいても痛くない人がいるという矛盾に気づきました。

 

そして人間は機械論ではつじつまが合わないことに気づきました。

 

歪みは目に見えるので評価しやすいのですが、むしろ歪みがない人などほとんどいないし、歪みを目安にしていると終わりがないような気がします。

 

歪みを目安にすることが悪いのではなく、歪みを正すという意味で歪みを調整するのはいいと思いますが、痛みをとるという目的で歪みを評価するという事がナンセンスなだけです。

 

そして、筋肉や関節をコントロールしているのは神経だということで、神経の調整ができる治療は何かという事を考えると、21歳の時にしばらく勉強したアクティベータ・メソッドでした。

 

以前アップしたアクティベータ・メソッドの記事は下に張り付けておきます。

アクティベータ・メソッド

 

アクティベータ・メソッドを再び勉強しだしたのは開業する2年前の25歳でした。

 

なぜ21歳の時にアクティベータ・メソッドの勉強をやめたかというと、難しかったからです。

 

検査方法が沢山あり、触診(どこに何の骨があるか触ってわかる)技術もいるし、刺激を入れる方向も身体の部位によって異なるというところで複雑すぎてやめてしまいました。

 

25歳の時に歪みや、筋肉のトラブルで痛みが出ている人は少ないというところで、このままでは困っている人の役に立てないと思い再び無我夢中で勉強しなおしました。

 

私は2人のDC(ドクターオブカイロプラクティック)の先生のもとでアクティベータ・メソッドを学び、今はカイロプラクティック発祥のアメリカからアクティベータ・メソッドの教育を委託されている、ANJ(アクティベータ ネットワーク ジャパン)の保井志之DCや他インストラクターの方の元でアクティベータ・メソッドを学んでいます。

 

アクティベータ・メソッドの症例報告を添付しておきます。

アクティベータ・メソッド症例報告

 

以上が当院でマッサージを行っていない理由になります。

 

アクティベータ・メソッドの話も入ってしまいましたがご了承ください。

 

また痛みに関しては

心→脳→神経→筋肉→関節(心が脳の働きを左右し、脳の命令を神経が受け取り筋肉や関節の不調を起こす)という風に考えているので、心や脳の部分は後に記事にしていきたいと思います。

 

御清覧ありがとうございました!

 

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首のヘルニア 症例報告 首~左手にかけての痺れ

7か月前から首から左手にかけての痺れ首の痛みに悩まされる女性の方の症例報告です。

 

 

初回時に問診で、整形外科では首のヘルニアと診断され、当院に来られるまでに一度は症状がマシ

 

になった時もあったが、すぐにまた症状が出てきたとのことでした。

 

 

 

当院で検査をしていくと、

 

 

・左斜め上に向くように頭を倒すと痺れが強くなる

 

・上を向く動作で首に痛み

 

・下を向く動作では痛みはなし

 

 

これだけでヘルニアは疑わしいです。

 

 

教科書上のヘルニアの症状は、

 

 

・下を向く動きで痛み、痺れが強くなる

 

・上を向く動きで痛み、痺れが軽減

 

 

と教えられます。(参照:https://www.zamst.jp/tetsujin/waist/lumber-disc-herniation)

 

 

 

この方の場合は、ヘルニアでの症状というよりは、

 

頸椎の椎間関節を痛めている、椎間関節症という状態でした。

 

 

 

 

椎間関節症の問題はアクティベータ・メソッドが得意としている症状なので、

 

 

この方にもアクティベータ・メソッドでの施術を行いました。

 

 

 

施術後は身体が楽になり、しびれも消失していました。

 

 

 

 

1週間後、2回目の来院にて痺れがまた出ていたので、身体を再チェックすると、

 

 

またも椎間関節の問題が出ていました。

 

 

 

同じようにアクティベータ・メソッドにて施術を行い、施術後はまた楽な状態になり、呼吸や日常

生活での注意を何点か行い、この日は終了しました。

 

 

更に1週間後、3回目の来院にて、

 

「昨日までは症状がなく、今朝から痺れが出てきた」

 

とのことでした。

 

 

今回も身体のチェックを行うと、今回は椎間関節の問題はなくなっていました

 

 

椎間関節の問題はなくなっているのに、痺れが出ている。。。

 

 

更に詳しく話を聞き、検査をすると、ずっと前から顎の痛みも出ていて、口腔外科にも通っていた

そうです。

 

 

 

なので、今回は更にアクティベータ・メソッドにて顎の調整を行っていくと、施術後は痺れが無く

なり、顎、肩周りの筋肉も今まで以上にハリが無くなりました。

 

 

 

その後の来院では、顎の調整以来首から手にかけての痛みと痺れはきれいになくなり、

 

顎も3回ほど調整すると痛みもなく、口も大きく開くようになりました。

 

 

首の痛みと言っても首だけの問題ではなく、全身が連動して機能して動き、そのどこかに問題があると結果として首に痛みが出るものなので、

 

首が痛いから首の施術ではなかなか改善してきません。

 

 

今まで首が痛くて首を施術してもらう、

 

腰が痛くて腰を施術してもらうなど、その部分だけの施術でなかなか改善されないという方は

 

一度当院にご相談ください。

 

PCRT(心身条件反射療法)

当院ではアクティベータ・メソッドを受けてもらったが、症状がぶり返す方や、メンタル系の症状、脳レベルの症状の方にはPCRT(心身条件反射療法)を受けて頂いています。

アクティベータ・メソッドでは画像の神経系にアプローチをしていましたが、PCRT(心身条件反射療法)では脳やメンタル系へのアプローチをしていきます。

ここでは脳→神経→筋肉→骨とありますが当院では、メンタル(マインド)→脳→神経→筋肉→骨と考えています。メンタルが安定していないと、脳が誤作動を起こすので、その先の神経も誤作動となってしまいます。このPCRT(心身条件反射療法)でいうストレスという部分は無意識の中にあるストレスになります。一般的にいわれるストレスというのは自覚できているストレスなので同じストレスでも違ってきます。言い方を変えれば潜在意識と顕在意識という言い方になります。人間の顕在意識は意識の中の1割と言われており、残りの9割は潜在意識(無意識)と言われています。

こちらのイラストは氷山です。海面から見えている部分が顕在意識で、海面から見えていない部分が潜在意識と例えられています。この潜在意識の中のストレスが身体に悪い影響を出す方に脳が指令を送ってしまいます。これを誤作動記憶と言います。PCRT(心身条件反射療法)ではこの誤作動記憶を正しい(身体に悪影響を出さない)信号に書き換えるのがPCRT(心身条件反射療法)だと思ってください。

ここまでメンタル系のところを記述してきましたが、条件反射について書いていきます。

わかりやすい例を出すと、梅干しを実際に食べなくても、イメージをしたり見るだけで唾液が出てきます。脳は梅干し=酸っぱいという事を覚えているので、それだけで条件反射が起こり唾液が分泌されます。

それと同様に、パソコンをすると頭痛がでる。洗濯物を干すと肩が痛くなる。拭き掃除をすると腰が痛くなる。毎朝起きると体中がしんどいなど身体は様々な条件反射を起こします。

そういった脳の誤作動を正常にするのがPCRT(心身条件反射療法)という施術方法になります。

当院でこのPCRT(心身条件反射療法)を受けられる方の症状としては、ぶり返す痛み、しつこい頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、不安症、動悸、アレルギー、鼻づまり(副鼻腔炎など)、不眠症、味覚障害、嗅覚障害、イップス、ジストニアなどになります。

上記以外の症状でも対応できることもありますので、お気軽にご相談ください。

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