首の痛み、肩の痛みで病院や整骨院へ行き、
「ストレートネックですね。だから痛みが出るんですよ。」
と言われた方はすごく多いのではないでしょうか?
ストレートネックというのはよくよく考えるとおかしいことが色々あります。
何個か考えてみましょう!!
今回はこの三本柱です。
①レントゲンは顎を引いて撮る
②ストレートになるってことは常にうつむいている状態になる
③自身の体験
①レントゲンは顎を引いて撮る
覚えているかどうかわからないですが、レントゲンの写真を撮るときに、
「顎を引いてください!!」
と言われたことはないでしょうか?
まず、自分の首に手を当ててみて、そこから顎を引いていくと、首が真っすぐになる方向へ動きませんか?
こうやってレントゲンを撮る時点で本来の首の状態ではなく、真っすぐになる状態をあえて作った状態で撮影するので、ストレートネックの人が世にあふれかえるのです。
②ストレートになるってことは常にうつむいている状態になる
元々胸椎は後弯のカーブを描いているので、そこから頸椎が真っすぐ伸びると、顔が下を向き、うつむいた状態になってしまいます。
それでは、ストレートネックと言われた方に質問です。
あなたは日常生活の中で顎を引いていますか?どちらかというと顎が上がっていますか?
日常生活でうつむく事もありますが、常にそうなっているでしょうか?
デスクワーク中でも画面を見るために、どちらかというと顎が上がった状態ではないですか?
ストレートのままだと顎は上げられないので、顎が上がっているという事はどちらかというと過前弯の状態です。
顎を上げるというのは上を向く動作ですからね。
この時に特に上部頸椎が過前弯になりやすいのですが、過前弯という事はストレートネックとは真逆の動きなので、この状態からさらに前弯方向に無理に持っていかれると症状がより出てきそうですよね。
③自身の体験
もう8年近く前の話になりますが、レントゲンを撮影して、専用のペンと定規を使って線を引いて行って、そこから専用のベットを使って背骨と骨盤の矯正をしようというセミナーに参加しました。
そこで自分もレントゲンの写真を撮り、自分で線を引いて行って歪み方を確認したのですが、基準値(正常値??)よりすごく歪んでいる状態でした。
講師の先生に見せると、
「ストレートを越えてリバースネックになってるやん。首痛くないん??」
と言われました。
当時の僕。。。全く首なんて痛くなかったです。。。
「何年かしたら痛くなるよ」
8年後の僕。。。全く首なんて痛くないです。。。
歪みが原因で痛いんだったら当時の時点で歪んでいるので、その時に痛くなければ関係ないんじゃないの????
と疑問を持ちつつ、当時は天使のような心を持っていた僕は講師の先生にツッコミを入れずに時が過ぎました。
今考えれば、歪みよりも将来痛くなるという強迫的な情報の方が自分にとってよくない影響が出るので、その情報に対して深く考え込みすぎずに良かったなと思いつつ、こうやって破局的思考の方が生み出されるのだなと感じました。
ストレートネック、最近ではスマホ首なんて言葉も作られていますが、首の歪みがあるから痛みが出ているというようなことではありません。
イコールなら僕も今首の痛みで悩んでいます。
これらのような症状でお困りの方は一度ご連絡ください。
今日のひとこと
キリンは究極のストレートネック
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