しょう整骨院」タグアーカイブ

ストレスと痛みや身体の不調の関係性

 

 

ストレスと痛みや身体の不調は大いに関係があります。

 

例えば高所が苦手な方が、高所に立たされた場合どうなるか考えてみましょう。

 

「ドキドキする」や「身体がこわばり動けなくなる」「冷汗がでる」「腰を抜かす」など様々なイメージができるのではないでしょうか?

 

高所が苦手な方が高所に立たされると、恐怖」「不安」などの感情が働きます。

 

この感情に身体が反応し、心臓が速く動くので「ドキドキする」や身体が緊張してしまい「身体がこわばり動けなくなる」などの反応が身体に現れます。

 

これだけを考えても、感情が身体に反応しているということがお分かりいただけると思います。

 

他にも、慣れた道を運転するのと、知らない道を運転するのとでは、身体の疲労度も違います。

 

中には、慣れない道(旅行の道中や、営業先)を運転したから、腰が痛くなった、肩が痛くなったという方も来院されます。

 

慣れた道を運転するのと、知らない道を運転するのとでは、肉体的なストレスは同じですが、知らない道を運転するということは無意識に「いつも以上に事故をしないように気を付けなければならない」などの感情が働くため、「心」が緊張しそれが「肉体」の緊張になり、「疲れ」や「痛み」として現れます。

 

 

一般的にストレスというと、人間関係や不安などのネガティブな感情をイメージする方が多いのではないでしょうか?

 

まずストレスといっても様々なストレスがあります。

 

大きく分けると内的ストレス外的ストレスに分けられます。

 

 

内的ストレス

 

心理的ストレス身体生理的ストレスに分けられます。

 

 

 

外的ストレス

 

物理的ストレス科学的ストレスに分けられます。

 

 

 

 

①心理的ストレス

 

心理ストレスには、その時の「感情」「信念」「価値観」が関わってきます。

 

 

 

感情

 

意志的感情(成し遂げようとする気持ち)、肯定的感情(この記事ではポジティブと捉えます)、否定的感情(ここではネガティブと捉えます)が関わっていると考えられます。

 

不安(否定的感情)で寝れないこともあれば、楽しみ(肯定的感情)で寝れないといった、両極端な感情は平常心を揺さぶるため、両者とも「ストレス」になります。

 

 

 

信念

 

言い換えれば、己のルールになります。「~しなければならない」「~でなければならない」「~すべき」などになります。

 

帰宅時に「夕御飯ができていなければならない」という方は、帰宅時に夕御飯がなければ、ストレスを感じますが、「夕御飯ができていなければ、自分で作ればいいや先にお風呂に入ればいい」などの選択肢(自由度)が増えればストレスが軽減されます。

 

 

 

 

価値観

 

どのような物事に価値を認めるか、という個人それぞれの判断基準だったり、理想の自分、充足感のある自分の状態をいいます。

 

「こうなりたい」と思っている理想の自分と、現実の自分にギャップがあるとストレスを感じやすくなります。

ギャップが大きければ大きいほどストレスも大きくなると考えられます。

 

 

 

 

上記のストレスに「時系列」「分野」「立場」などが関わることがあります。

 

時系列には、過去、未来、現在、常になどがあります。

 

分野には、仕事関係、学校関係、家族関係、趣味関係などがあります。

 

立場には、親(父・母)、子(息子・娘)、兄弟(兄・姉・弟・妹)、夫婦、役員、社員、リーダー、メンバー、男女などがあります。

 

「母親の未来(老後)が娘として不安」「3か月前の仕事の失敗が気になってる」など。

 

そして、感情の波が大きければ大きいほど、ストレスも大きくなると考えられます。

 

「孫が産まれとても愛おしい」という気持ちが大きければ大きいほど、「大切な孫に何か良くないことが起こったらどうしよう」などと、表面では「愛おしい」と思う反面、無意識に「心配」という感情がでてきます。

 

 

この無意識に働いている感情の多くが、身体の緊張になり痛みや身体の不調になっていると臨床上よく感じます。

 

 

脳幹脊髄系は反射系の記憶をしており、私の場合、転倒した際にレンガで頭部をぶつけ頭部を切り救急車で搬送された経験があります。

なので、レンガを見ると、うっすら痛みの記憶が蘇り、激痛ではないのですが、頭部に嫌な感覚が出たり、救急車をみると、当時の記憶が出てきて、身体が少し緊張するのが感じられます。

今、この記事を書いていても、頭部に違和感を感じたり、打った時の恐怖を思い出し、すこし身体がゾクゾクします。

もしかすると連想ゲームのように、赤い物を見るだけでレンガや血をイメージし無意識に「恐怖」を思い出しストレスを感じ、身体が緊張することもあるかもしれません。

 

続いて身体生理的ストレスについてです。

 

 

 

 

②身体生理的ストレス

 

 

疲労、不眠、病気、けが、症状、妊娠、など、身体に直接影響を与えている「ストレス」を指します。

 

身体の「病気」「けが」など、構造的変化が「ストレス」として作用します。

 

 

 

 

物理的ストレス

 

 

環境的ストレスとも言い換えられ、「寒い」「熱い」「騒音」「不衛生」などが物理的ストレスで、住居や会社で過ごす場所(環境)で身体感覚で感じるストレスになります。

 

 

 

 

④化学的ストレス

 

 

飲料、食べ物、たばこ、放射線、電磁波、大気汚染、薬物、酸素部位側などになります。

 

 

以上が主なストレスになります。

 

皆様が想像するストレスは精神的ストレスが多いと思われますが、我々は知らず知らずにストレスを受け、ストレスがあるからこそ喜怒哀楽もあります。

 

ストレスは拒絶しようとしてもダメです。

 

ストレスに身体が順応するようにしていくことが、ストレスとの付き合い方になります。

 

御清覧ありがとうございました。

 

 

しょう整骨院

大阪堺市北区長曽根町1467ー1メディカルエイトワンビル1階

TEL:072-251-8118

 

口コミ

https://www.ekiten.jp/shop_6978745/review/

 

 

 

 

 

 

 

当院ではマッサージをしていない3つの理由

今回の記事ではなぜ当院ではマッサージをしないのかという事を記事にしていきます。

①マッサージでは痛みが改善しにくい

②筋肉レベルの問題で痛みが出ている人が少ない

③強く押された筋肉は硬くなり痛めやすくなる

 

 

 

①マッサージでは痛みが改善しにくい

 

マッサージは慰安目的にはいいと思いますが、痛みをとるというという点では改善することもありますが、改善しにくいといった点からマッサージを行っていません。慰安目的で受けるのであればいいとおもいますが、痛みをとりたい、症状を改善させたいという点ではマッサージでは難しいように思います。

 

 

②筋肉レベルの問題で痛みが出ている人が少ない

 

そもそも筋肉レベルに原因があればマッサージで対応できるのですが、筋肉レベルで痛みが出ている方は稀だと思います。筋肉や関節は神経の働きによりコントロールされています。昔はマッサージをしていたのでその経験上私が感じることです。そもそもマッサージで良くなれば、勉強する必要もないですし、マッサージは素人の方でも簡単に取得できる技術なのでマッサージで良くなるのであれば家族同士で痛みを改善することができ、痛みを抱えられた患者さんがこれ程世の中にいないように思います。

 

 

③強く押された筋肉は硬くなり痛めやすくなる

 

マッサージで強く押すと筋損傷が起きるため、切れた筋繊維が回復した時には硬い筋繊維が再生され、疲れやすい筋肉やケガをしやすい筋肉なってしまいます。筋疲労をぬくといった点では軽いマッサージは肯定できますが強いマッサージに対してのメリットはないように思われます。

 

 

ここからは余談です。

 

私はマッサージを頑なにしたくないわけではなく、治療業界に入った時には私もマッサージをしていました。

 

しかし治らないどころか、週に1回来ていた方が週に3回来るようになったり、身体を触ると硬くなっていく患者さんがいることに気が付いたので、マッサージの勉強は半年ほどでやめました。

 

マッサージでも強くもまず、やさしくさする程度のマッサージであれば、いいこともたくさんあります。

 

そしてマッサージでは良くならないと思い、カイロプラクティックの門をたたきました。

 

この時は歪んでいるから痛いという観点で、ボキボキして骨格矯正をする技術を身につけていきました。

 

そこで歪んでいなくても痛い人はいるし、歪んでいても痛くない人がいるという矛盾に気づきました。

 

そして人間は機械論ではつじつまが合わないことに気づきました。

 

歪みは目に見えるので評価しやすいのですが、むしろ歪みがない人などほとんどいないし、歪みを目安にしていると終わりがないような気がします。

 

歪みを目安にすることが悪いのではなく、歪みを正すという意味で歪みを調整するのはいいと思いますが、痛みをとるという目的で歪みを評価するという事がナンセンスなだけです。

 

そして、筋肉や関節をコントロールしているのは神経だということで、神経の調整ができる治療は何かという事を考えると、21歳の時にしばらく勉強したアクティベータ・メソッドでした。

 

以前アップしたアクティベータ・メソッドの記事は下に張り付けておきます。

アクティベータ・メソッド

 

アクティベータ・メソッドを再び勉強しだしたのは開業する2年前の25歳でした。

 

なぜ21歳の時にアクティベータ・メソッドの勉強をやめたかというと、難しかったからです。

 

検査方法が沢山あり、触診(どこに何の骨があるか触ってわかる)技術もいるし、刺激を入れる方向も身体の部位によって異なるというところで複雑すぎてやめてしまいました。

 

25歳の時に歪みや、筋肉のトラブルで痛みが出ている人は少ないというところで、このままでは困っている人の役に立てないと思い再び無我夢中で勉強しなおしました。

 

私は2人のDC(ドクターオブカイロプラクティック)の先生のもとでアクティベータ・メソッドを学び、今はカイロプラクティック発祥のアメリカからアクティベータ・メソッドの教育を委託されている、ANJ(アクティベータ ネットワーク ジャパン)の保井志之DCや他インストラクターの方の元でアクティベータ・メソッドを学んでいます。

 

アクティベータ・メソッドの症例報告を添付しておきます。

アクティベータ・メソッド症例報告

 

以上が当院でマッサージを行っていない理由になります。

 

アクティベータ・メソッドの話も入ってしまいましたがご了承ください。

 

また痛みに関しては

心→脳→神経→筋肉→関節(心が脳の働きを左右し、脳の命令を神経が受け取り筋肉や関節の不調を起こす)という風に考えているので、心や脳の部分は後に記事にしていきたいと思います。

 

御清覧ありがとうございました!

 

しょう整骨院

大阪堺市北区長曽根町1467ー1メディカルエイトワンビル1階

TEL:072-251-8118

 

口コミ

https://www.ekiten.jp/shop_6978745/review/

家でゴロゴロしすぎるとなぜ良くないのか(寝たきりで筋力低下が起こる理由)

 

 

まだまだ自粛が続き、私も仕事と買い物以外はあまり外に出ず、家の中にいていることが多くなっていますが、できるだけ毎日軽い運動をしています。

 

 

 

 

ですが、患者さんの話を聞いていると、家の中ではほぼ動かない、ずっとゴロゴロしているという話をよく聞き、それが痛みの原因になっているのでは?という方が沢山いらっしゃります。

 

 

 

 

 

そのような方には、

 

 

 

 

 

「なんでもいいので体を動かしてください!!」

 

 

 

 

「立っている時間を少し増やしてみてください!!」

 

 

 

 

 

とお伝えしています。

 

 

 

 

 

じゃあ、なぜゴロゴロしすぎるといけないのか、もっと言うと、寝たきりだとなぜ急速に筋力低下が進むのか?

 

 

 

 

 

という事を説明します。

 

 

 

 

 

それは。。。

 

 

 

 

 

 

筋肉を使わず弱っていくから!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて言ったら面白くないですよね。。。

 

 

 

 

誰でも思いつきそうなことで終わらないのがこのブログです。

 

 

 

 

もっと深く話を進めていくと、

 

 

 

 

重力を感じていないと、抗重力筋といわれる特に重力に対して姿勢を保つための筋肉が働きにくくなり、

 

 

 

いざ立ち上がって重力がかかると筋肉がうまく働かず、痛い、重たいとなってしまいます。

 

 

 

 

なので寝たきりにならないよう気を付けましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもまだ終わりません。

 

それがこのブログの良いところ。。。

 

 

 

じゃあどうすればいいのかですが、

 

 

 

人間の体で重力を検知するのは耳石という、いわゆるみ耳の奥にある石です。

 

 

その耳石の位置が高い位置に保たれると、体が重力に対して反応するので、

 

 

抗重力筋の働きが改善してくれます。

 

 

 

 

なので、

 

 

寝るよりも座る

 

 

座るよりも立つ

 

 

これが抗重力筋の活性化できる方法です。

 

 

 

これがこのブログの163文字目ぐらいの患者さんへのアドバイス、

 

 

 

「なんでもいいので体を動かしてください!!!」

 

 

 

「立っている時間を少し増やしてみてください!!!」

 

 

 

 

につながってくるのです。

 

 

 

 

 

これを使うと、例えば入院中や家で体を動かせず仕方なくベットで一日中過ごさないといけない環境であっても、ベットの角度を上げて少し座ったような状態にするだけでも効果的です。

 

 

 

 

理想は運動をすることですが、少しの工夫でも体に変化が出てくれるので、一度お試しください。

 

 

 

 

後は過去のブログの「呼吸の重要性」も合わせてお読みください。

 

 

 

 

 

すごいいい内容なのにあまり読んでいる人がいません。。。

 

 

 

情報を先取りしたい方はおススメです!

 

 

 

 

 

ではっ!!!

 

 

 

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118

 

 

 

 

どうしてもダイエットに失敗してしまう人のためのシンプルルール

 

 

※カロリー制限や運動などでのダイエットがなかなかうまくいかない人への方法です。

この方法が一番効果的ということではありませんので、カロリー計算の出来る方はそちらをお勧めします。

 

 

 

そもそも、ダイエットを失敗する原因の中で、

 

 

 

・厳しいルールを作りすぎる

・気を付けることが多すぎる

・途中でめんどくさくなる

 

 

 

というのがあります。

 

 

 

 

 

そもそも初めに難しいルールを作っても途中で出来ない日が出てしまうとそれからのやる気が一気に低下してしまいますよね。

 

 

 

 

僕も毎日走ろうと思いつき、2日目でやめたことがあるのでよくわかります。

 

 

 

 

なので、ここで気を付けるルールは1つだけです。

 

 

 

 

 

 

それは。。。

 

 

 

 

 

 

・夕食を直径25センチのお皿に収まるだけにする

 

 

 

 

 

というだけです。

 

 

 

 

この研究はドナルド・サルさんとキャスリーン・アイゼンハートさんの著書

 

 

SIMPLE RULE

 

 

 

に掲載されています。

 

 

 

 

 

25センチのお皿に乗る分であれば、何を食べてもOKです。

 

 

 

 

 

なので、変に糖質制限などしなくても、甘いもの、油にまみれているものを食べてもいいのです。

 

 

 

 

これだけを守るようにするだけで、多くの人が1か月に1キロの減量に成功しています。

 

 

 

 

 

アメリカの研究なので、実際はもう少し小さいほうがいいかもしれませんが、

 

 

 

 

たったこれだけで効果が出るのでなんか自分にもできそうですよね。

 

 

 

 

 

ルールが簡単であると、継続もしやすく、徐々に結果に表れてくれるのです。

 

 

 

 

どんなダイエット方法であろう続けることがすごく大事です。

 

 

 

脂肪は1キロ7200キロカロリーもあります。

 

 

 

体重が60キロの人だとランニング16時間ぐらいですね!

 

 

 

10㎏痩せるのに160時間のランニング。。。

 

 

 

いきなり1か月に10キロやせるなんてどれだけ大変かわかりますよね。

 

 

 

そもそも体に良くないでしょう。

 

 

 

ダイエットは長期的にみて健康的に痩せましょう!

 

 

 

 

どうしてもダイエットに失敗し続けて悩んでいるという方は一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118

 

 

椎間板ヘルニアについて

当院に来院される方の中でもすごく多いのが、

 

「病院で椎間板ヘルニアだと言われました。。。」

 

とおっしゃられる方です。

 

 

診断は出たがなかなか症状が改善されず、色々な施術を受けてきたが良くならないという話もよく聞きます。

 

 

じゃあなぜその症状が改善しないのか、そもそもヘルニアをどのように考え、どのように施術をするのか、あとその矛盾点について記事にしていきます。

 

 

 

目次

1 一般的なヘルニアの解釈

    a) ガーデンホースセオリー、ナーブピンチングセオリー、神経の流れが悪くなる

    b) SLR陽性(ラセーグ徴候)、前屈で痛くなる

2 一般的な治療法

      a) 手術

    b) マッケンジー体操

    c) 温める

    d) 腰椎牽引
3 一般的な解釈の矛盾点    

             a)神経経路の位置

     b)神経の流れが悪くなる?

             c)神経の構造

     d)1995年の研究

             e)治療法

 

 

 

このブログで伝えたいこと。。。

 

・ヘルニアと腰痛、坐骨神経痛との関与は殆ど無い

 

・神経圧迫では痛みが出ない

 

 

 

 

初めに、今まで一般的に言われてきたヘルニアの常識を見ていきます。

 

 

 

 

1)一般的なヘルニアの解釈

 

a ガーデンホース・セオリー 、ナーブピンチング・セオリー

椎間板が後方に突出することにより、神経が圧迫され、痛みが生じる

水を出した状態のホースをつまむと、水が出なく(出にくく)なるのと同じように、神経が圧迫を受けると流れが悪くなり、痛みが出るとされる

 

b SLR陽性(ラセーグ徴候)、前屈で痛む

前屈をして背骨を丸めると、椎間板がより後方へ押し出されるので、圧迫が強くなる

SLR検査で35°~70°で坐骨神経に負荷がかかり、痛み、痺れが誘発される

 

 

 

 

 

 

2)一般的な治療

 

a 手術

椎間板の突出した部分を取り除き、圧迫をなくす

 

b マッケンジー体操

腰を反る動作を行い、突出した椎間板を元の位置に戻すような動きをする

 

c 温める

血流を促進し、筋肉を弛緩させる

 

d 牽引

骨と骨の間を広げ椎間板部の圧力を陰圧にすることで、突出した椎間板が元の位置に戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

ということが今までのヘルニアの常識とされています。

 

色々な本を読んでも、このような理論の元にこういう運動をしましょう、このコルセットをしましょう、こんなストレッチをしましょう、と説明をされています。

そもそも僕たちが学生の頃も学校ではこのように習いました。

 

では、この一般常識のおかしいところを見ていきましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

3)矛盾点

 

a 神経経路の位置

 

 

椎間板は神経の前にあります、ということは、椎間板が飛び出して神経を圧迫する際には神経の前方部分を圧迫します。

ですが、2つ目の画像のようなヘルニアが多いとされているのですが、前にあるのは前根(上の画像では運動神経根)が圧迫されます。

つまり、圧迫で症状がでるなら痛み(感覚)でなく、運動障害なはずです。

ちなみに、もう一つ圧迫を受けやすい位置にあるのが前脊髄視床路であり、これは確かに痛みを伝える経路なのですが、この経路は反対側からきた信号を伝える経路です。

つまり、この経路の右側で問題が起きると左側に症状が出ます。

2つ目のように右側を押して右側に症状は出ません。

 

 

 

b 神経の流れが悪くなる?

神経が圧迫されると流れが悪くなるというのは、神経が水のように流れているという考えのもとに言われるのですが、実際神経系の経路で行われているのは電気的な流れで脳まで伝えています。

なので、コンセントなどで考えてもわかると思いますが、圧迫しても、ぐるぐる巻きにしても断線していなければ正常に電気は流れ、その先のスマホも充電できます。

なので神経が圧迫されていても、断線していなければ基本的には正常に働きます。

断線が起これば痛みどころではなく麻痺がおこりますしね。

 

 

c 神経の構造

神経はたくさんの繊維が束ねられ、その束ねた物を集めてさらに大きく束ね。。。と、何層にもなっているのですが、その中は神経線維だけでなく、血管や脂肪組織もたくさん含まれています。

特にその脂肪組織が緩衝材の役割を果たし、圧迫を受けても神経に影響が出にくくなっています。

 

 

d 1995年の研究

1995年国際腰椎学会から発表された研究で腰痛界のノーベル賞といわれる「ボルボ賞」を受賞した論文では、

腰痛のない健常者46名の腰部を調べたところ、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。

となっています。

つまり、ヘルニアや椎間板変性は痛みとは関係なく、むしろ誰にでもあるようなものとわかりました。

しかも1995年(平成7年)に。。。

もう”新”常識とかではなく、だいぶ前から分かっていたんですね。。。

 

 

e 治療法

今までの治療法は「神経を圧迫して症状がでている」として行われてきたので、だとしたら全て見直す必要があるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

このように、物理的に考えても、科学的に考えてもヘルニアで腰が痛むのは理論的におかしいのです。

 

1995年の時点でヘルニアと腰痛の因果関係が低いと分かっているのに、未だに日本では

 

「ヘルニアがあるから痛い」

 

という常識や固定観念が蔓延しています。

 

 

この記事を読んでいただいた方はもう固定観念にとらわれず、正しい情報で判断できるとおもいます。

 

 

正しい情報を仕入れ、より症状の悩まされることのないようにしていきましょう!!

 

 

 

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118

 

 

ふくらはぎ~足裏がしびれる

数十年前から左のふくらはぎと足裏に痺れがあるという方の症例です。

 

初診時に聞いた症状では、昔からふくらはぎに痺れがあり、足の裏が何かを一枚はさんでいるような感覚の問題がありました。

日常で強く痛むという事はないが、常に症状があると教えてくれました。

 

足がしびれるというと、ヘルニア・脊柱管狭窄症などをイメージする方もすごく多いですが、

実際にはヘルニアや脊柱管狭窄症で痺れが出ている人はほとんどいません。

 

この方も病院で脊柱管狭窄症の診断を受けました。

 

いつも通りアクティベータ・メソッドで施術すれば、5回ほどで改善されました。

 

当院のコロナ対策や対応について

当院のコロナ対策や、今後の対応について

大阪では緊急事態宣言が発令されました。

 

皆様不安な中お過ごしかと思います。

 

その中で当院が貢献できる事はと考え皆様の不安な気持ちや身体の症状を少しでも軽減できればと下記を実施することにしました。

読むのが苦手な方は動画をご覧ください。

・無料カウンセリング

内容:症状についてのカウンセリング、アドバイスエクササイズの紹介など

 

方法:電話、LINEでのメッセージ

 

また発令後も当院では人数制限をし、完全予約制にて通常時間で診療を行います。(日によっては、田中、川本が交代で入りどちらかが休みということもあります)

 

※当分の間往診は中止させていただきます。

 

当院では患者様の安全第一に安心して施術を受けて頂けるよう以下の対策を行っております。

①患者様同士の接触が出来るだけないように予約時間を工夫

 

②スタッフのマスクの着用、手指の消毒の徹底

 

③施術後のベッドは毎回アルコール又は、次亜塩素酸による消毒

 

④オゾン発生器による空気の浄化(オゾンはウイルスや臭い成分を分解し破壊するのでコロナウイルスに有効です)

 

 

⑤窓を開放、換気扇4つと空気清浄機、加湿器を常時稼働

 

 

⑥患者様やスタッフが手に触れるところ(トイレの取手等)のアルコール、次亜塩素酸による消毒をこまめに実施

 

⑦フロアの消毒

 

⑧待合室で患者様同士が接触しないよう待機場所の工夫

 

 

当院が臨時休業となる可能性

・スタッフに37.5℃以上の発熱が認められた場合

 

・当院にコロナウイルスの感染者が来院されたことが発覚した場合

 

・スタッフにコロナウイルスの症状に該当する症状が現れた場合

 

上記が当院が臨時休業となる場合です。

 

臨時休業となる際は、予約が入っている患者様には田中、川本のどちらかがお電話させて頂きます。

 

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118

 

 

野球肘

 

野球をやっている中学生、高校生にすごく多く、手術をした経験のある子も結構いらっしゃいます。

 

日本整形外科学会では、野球肘とは、繰り返しボールを投げることによって肘への負荷が過剰となることが原因とされ、

 

 

内側の痛みが多いですが、人によって外側が痛む場合もあります。(https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/baseball_elbow.html

 

 

今までの経験では、肘に周辺に出ている問題を取り除けばとりあえずその場の痛みは軽減されますが、少し投げる機会が増えるとまた痛みが出てきてしまいます。

 

 

私も学生時代に野球をしており、投げるフォームの指導として、

 

 

肘を高く上げなさい

 

 

とよく言われます。

 

 

ただ、肘を痛めた子は、

 

 

「手を挙げて耳につけてみて(バンザイしてみて)」

 

 

というと、腕が耳につかなかったり、ギリギリつけれるがかなりしんどそうに手を挙げていたりします。

 

 

なので、投球時に肘を高く上げたくてもそもそもその位置に持っていくだけでしんどい状態になっています。

 

 

そんな状態で無理やり肘を上げて腕を振るとどうしても力んでしまったり、肘に変な負担のかかり方が起こってしまい、結果痛みが出てしまいます。

 

 

なので、野球肘といっても肘だけを見ていてもなかなか本当の改善はしてきません。

 

 

肩を上がりやすく、背中を反りやすくならないと肘の負担は軽減してこないのです。

 

 

そもそもフォーム指導というのはすごくリスクがあり、

 

 

痛めないため、パフォーマンスアップのためと思ってやっていることが逆に

 

 

体を痛め、パフォーマンスを下げる原因になったりもします。

 

 

肘が上がらないならなぜ上がらないのかまでちゃんと考えないといけません。

 

 

大人が子供をつぶさないように、怪我無くのびのびと運動ができるように注意しましょう。

 

 

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118

 

 

ぎっくり腰

 

 

2日前にこけかけて腰を痛めたという女性が来院されました。

 

 

 

急性腰痛、いわゆるギックリ腰です。 詳しく調べると、

 

 

 

骨盤の関節、仙腸関節からの痛みが出ていました。

 

 

 

 

クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

 

 

昔はこの関節は動かないといわれていましたが、今では数ミリではありますが動きのある関節と言われています。

 

 

詳しくは日本仙腸関節研究会のホームページを参照にしてください。

参照:日本仙腸関節研究会http://www.sentyo-kansetsu.com/jp/sacroiliacjoint.php

 

 

 

 

この方は症状が強く、体を真っすぐ伸ばして歩くことが困難な状態でした。

 

 

 

初めにアクティベータ・メソッドを行い症状が半分ぐらいになり、

 

 

その後、PCRT(心身条件反射療法)を続けて行うと、痛みがほぼ無い状態になりました。

 

 

 

 

PCRTの検査では、もうすぐ職場で新しく人が入ってくるので、うまくやっていけるかという不安というより期待感、楽しみが強く体を緊張させていました。

 

 

 

実際に痛めた原因がこけかけた時に痛めたという明らかな原因があるのですが、そのような方の場合でも、体の損傷だけでなく、脳の緊張パターンを調整すると痛みが軽減していってくれます。

 

 

 

なので、明らかな痛めた原因や外傷があっても、痛みの原因がそれだけとは限りません。

 

 

 

これだからこの症状が出るという決まったものはなく、

 

 

あらゆる可能性を考えながら痛みと向き合わなければいけません。

 

 

 

急性腰痛や、なかなか良くならない痛みでお困りの方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118

 

 

 

耳鳴り

 

 

うちの整骨院で、体のどこかの痛みで来院される方が多いのですが、話をしていくうえで、

 

 

 

「実は耳鳴りもなってるんです。。。」

 

 

 

と相談されることがあります。

 

 

 

それも、結構たくさんの方々から耳鳴りの症状の悩みをお聞きします。

 

 

 

 

 

実際に、「耳鳴りホームページ」(http://tinnitus.sakura.ne.jp/outline/index.html)というサイトでは、

 

 

人口の10%~20%、65歳以上では30%近く

 

 

の方に耳鳴りの経験があるとされています。

 

 

 

 

 

 

耳鳴りといっても原因はさまざまであり、

 

 

 

・高い音が鳴っているのか?低い音か?

 

・右耳か?左耳か?両耳か?

 

・どんな時に耳鳴りを感じやすいか?

 

・いつから症状が出だしたか?

 

 

などなど、問診をしっかり行い、そのうえで検査をしていきます。

 

 

 

 

細かく言えば原因はたくさんあるのですが、その一つとして多いのが、

 

 

 

三叉神経の機能の問題が多いです。

 

 

 

 

その理由が、まず、人が音を聞く際に外から振動が耳に入ってきて、その振動を鼓膜が受け取り、さらに耳の奥へと伝えていくのですが、

 

 

 

 

 

クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

 

 

 

 

この鼓膜に問題が起こると耳鳴りがしやすくなります。

 

 

 

 

太鼓やギターの弦をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、

 

 

皮や弦を強く張りすぎると振動を受け取ったときに高い音が鳴り、

 

 

 

逆に張りが弱すぎると鈍いぼわっとした音がします。

 

 

 

 

この音が脳に認識されると耳鳴りがしている状態となります。

 

 

 

 

なので、どのような音が鳴っているのかというのもすごく大事な情報となります。

 

 

 

 

 

じゃあ、その鼓膜の張りになぜ問題が起こるのかですが、

 

 

鼓膜には鼓膜張筋という筋肉によって張りをコントロールされているのですが、

 

 

この鼓膜張筋が三叉神経の働きによってコントロールされています。

 

 

 

 

クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

 

 

 

三叉神経がうまく働かないと、鼓膜は緩んでしまい、

 

 

三叉神経が過敏になると、鼓膜は緊張してしまいます。

 

 

 

 

その三叉神経の状態がどうなっているのかを検査していかなければなりません。

 

 

 

 

どちらの状態であっても耳鳴りという症状が出るので、

 

 

これを知らないと、施術で良くなる人と、逆に悪化してしまう人が出てきてしまいます。

 

 

 

なので、 「耳鳴り」=この治療法

 

 

 

みたいなことはあり得ません。

 

 

 

ひどいときにはより症状を悪化させることになってしまいます。

 

 

 

しっかりと検査を受けたうえで施術を受けるようにしてください。

 

 

 

 

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町1467-1
メディカルエイトワンビル1階
しょう整骨院
072-251-8118