歩く際にフラフラしているように感じるという80代男性の症例です。
元々は臀部の痛みで来院され、痛みはよくなったが、歩く際にフラフラ(本人としてはヒョロヒョロ)するとのことで相談を受けました。
検査時に、足幅を狭めて立ってもらうとバランスが取りにくく、目を閉じても開けてもふらつくような状態でした。
これはロンベルグ検査というのですが、詳しくはWikipediaさんを参照にしてください。
他にも検査をし、施術としてはアクティベータ・メソッドを行いました。
アクティベータ・メソッドで、特に足関節周りの問題を調べていくと、機能異常がたくさん見られたのでそれを細かく施術していき、最終的に立ってもらったとき、ふらつきが激減していました。
足関節の周囲には、固有受容器といい、体の動きを感じるセンサーがたくさんあります。
そのセンサーに機能の問題が起きてしまうと、体がバランスの取れた立位を認識できなくなり、結果的にふらつくという状態でした。
ふらつくという症状は同じ表現でも、原因は人によって様々です。
多いのは、足・首の固有受容器、前庭、小脳がおおいでしょうか。。。
最近は痛み以外の症状の依頼を受けることも多くありますが、結局脳や神経系の問題をケアしていくと様々な症状が改善されます。
こんな症状でも大丈夫かな?という場合も一度相談してみてください。
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