大阪堺市のしょう整骨院です。
当院では顎関節症の患者さんが多く来院されています。
顎関節症の代表的な症状は、
「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
の3つです。
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。 (一般社団法人日本顎関節学会ホームページ参照)
顎関節症といえば歯医者さんにいくという方は多いと思いますが、整骨院に行くという方は少ないのではないでしょうか?
当院では様々な症状に対応していますが、「色々な症状は良くなったので顎も診てもらえますか?」と言って診るパターンか当院に来ている方のお知り合いの方が顎も診てもらえるか聞いてほしいという事で来院される方が多く、いきなり主訴が顎の痛みという方がいない訳ではありませんが少ないように思います。
顎の痛みと言っても様々で顎の関節が痛い方や、関節ではなくて咬筋(こうきん)という筋肉が痛みを出している方も多くいます。
そしてこの咬筋の場所が顎関節と思われている方も多くいます。
正しくは耳の穴の前が顎関節になります。
忙しい病院や歯医者さんでは患者さんが「顎関節症なんです」と言っている事を鵜呑みにし、顎関節症の治療を受けているが、実は咬筋の痛みだったということも少なくありません。
時には胸鎖乳突筋の痛みだったということも多々あります。
なので患者さんも正しく痛んでいる部位を明確に伝える必要があるので注意が必要になります。
私の臨床では正しく顎関節が痛いと言われていて1年間歯医者さんにかかったが症状が良くならないといういう方も多く来院さています。
こういったケースでは顎の問題だけではなく首や股関節の問題、若しくはストレスなどによる歯ぎしりが問題になっているケースもあります。
当院での施術はアクティベータ・メソッドという施術を行っているので毎回の施術で、必ず足首から頭まで検査をし異常が見つかれば施術をします。
なので首の問題や股関節の問題ではこのアクティベータ・メソッドで施術を行います。
ストレスによるケースではPCRT(心身条件反射療法)で施術を行います。
PCRT(心身条件反射療法)については過去の記事を参照して下さい。
まとめ
一般的に顎関節症といっても様々な原因がある。
顎と言っても関節や筋肉がある。
術者も勿論、患者さんも痛みの部位を正確に伝える必要がある。
以上のことを踏まえ適した医療機関にかかってもらえたらと思います。
そして私からのメッセージとして
人は線系思考では当てはまりません。(歪んでいるから痛いや、筋肉が硬いから痛い、ストレスが痛みの原因と一つの問題が原因ではない)
人は非線系であるので、歪みも筋肉の硬さもストレス、栄養、睡眠時間、生活習慣など様々なものを含め症状になっていると考えるべきであります。
この記事が顎関節症で困っている方や、治療家の方のお役に立てれば幸いです。
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