オスグッドシュラッターもどき

 

病院で膝のオスグッドと診断を受け、手術もすすめられた男の子の症例です。

 

 

 

 

まず、オスグッドシュラッター病とはものすごく簡単に言うと、小・中学生に多く、お皿の下の骨が隆起し、痛む症状です。

 

 

 

 

 

もう少し詳しい説明は、日本整形外科学会のホームページに乗っているので、そちらを参照してください。  https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osgood_schlatter.html

 

 

 

 

 

事前に手術を勧められたと聞いていたのでどんな症状かと思っていたのですが、

 

 

 

 

 

実際に確認してみると、骨の隆起はほとんどなく、痛みしゃがんだり、強く抵抗をかけたときのみに痛みが出る状態でした。

 

 

 

隆起部分の骨が骨折の状態になり、転移していたりすると手術もするようですが、

 

 

 

 

今回のように隆起すらないのに手術するとはどこにどんな手術をするつもりだったのでしょうか?

 

 

 

 

調べていくと、オスグットの原因となる大腿四頭筋よりも、大腰筋という筋肉の問題の方が強くでていました。

 

 

 

 

なので、アクティベータ・メソッドを行った後に大腰筋のストレッチを行うと、しゃがんだ時の痛みはなくなり、抵抗運動の時の痛みもかなり減ってくれました。

 

 

 

 

2回目の施術でも同じように施術を行うと、痛みがゼロになり、確認のために1週後来てもらうと、全く痛みを感じなくなったという事なので、施術を終了しました。

 

 

 

 

一般的には骨の変形があると痛みが出ると言われますが、

 

 

 

 

 

実際には筋肉から症状が出ていることの方が圧倒的に多いです。

 

 

 

 

というかほとんどそうです。

 

 

 

 

変形があるからと言ってそこから痛みは出ていません。

 

 

 

 

手術しかないと諦めていた方も一度ご相談ください。

 

 

 

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