8か月前から肩の痛みがあり、病院へ行ってもなかなか良くならず、徐々に悪化してしまった男性の症例です。
症状
横から手を上げる動作(肩の外転)90°で強く痛み、それ以上に上がらない
痛みで夜眠りにくい
寝返りで肩が痛み、目が覚める
2か月前から整形外科にてリハビリに通っているそうで、少しマシにはなったみたいですが、初診の段階でもまだかなり痛みが出ている状態でした。
状態を検査していった結果、肩を上げる際に関節に過剰に圧迫力が加わってしまう
という状態と、
三角筋という肩の筋肉の前側に問題が見られました。
施術としてはまずアクティベータ・メソッドを行い、それにプラスして関節を動かしていく運動を行いました。
この初回の段階で、痛みは少し残りますが、肩の可動域が90°位だったのが一気に170°位まで上がり、痛みもかなり軽減してくれました。
肩の関節ががっちりと拘縮を起こしている状態だとしたら数か月間なかなか肩が上がってこないというのもまだ納得いくのですが、今回のように拘縮が起こっていないような状態なのに、なおかつしっかり病院へ治療やリハビリに通っていたのになぜこんなにも長引いてしまったのでしょうか?
なぜかははっきりとはわからないですが、一番考えられるのは原因がはっきりせずに施術を行う事ではないでしょうか?
ひどいときには
年齢 + 肩の痛み = 五十肩
みたいな単純な考えで施術をしたり、
肩だろうがその他の症状だろうが骨盤矯正と背骨矯正が必要だ
という何も考えてないパターンもたくさん見かけたり聞いたりします。
特に今回のケースではものすごく難しい検査や、ややこしいテクニックなどは一切使っていません。
検査をしっかりとする気があるかどうかの問題だと思います。
まだ2回しか施術を行っておらず、まだ完全な状態には戻っていませんが、
それでも8か月間悪化傾向だった症状が7~8割ぐらいは落ち着いてきています。
施術方法に納得して受けられているならいいのですが、
しっかり検査を行われず、説明も受けれず、
症状がなかなか良くならないときは転院も考えてみる方がいいのかもしれません。
しっかりと検査をして原因知りたいという方は
一度ご相談ください。
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