起立性調節障害 中学生 男の子

 

病院にて、起立性調節障害と診断を受けた男の子の症例です。

 

 

 

症状

 

 

頭痛・めまい・立ちくらみ・耳鳴り・腹痛・朝起きれない

 

 

 

このような症状で、特に朝がしんどく、お母さんも見ていてかなりしんどそうな時があるとのことでした。

 

 

 

学校にもあまり行けていないみたいです。

 

 

 

 

 

話を聞いていくと、起きた時は大丈夫で、起き上がろうとして身体を起こした時が一番症状がきつく出ると教えてくれました。

 

 

 

検査では、左の半規管、特に前からの刺激が入るとめまいが誘発

 

 

 

 

よく三半規管と言われ名前は有名ですが、詳しく見ようと思うと、前・外・後とあり、それが左右に存在するので、その中のどこに刺激が入ると問題が出るのかまで検査しないと、適切な施術の刺激が入れられません。(https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%8D%8A%E8%A6%8F%E7%AE%A1%E3%81%A8%E8%80%B3%E7%9F%B3%E5%99%A8

 

 

 

今回はアクティベータ・メソッドを行うのにプラスして、眼球運動や、手の動きを利用した刺激を入れました。

 

 

 

2回目に来ていただいた際に症状を聞くと、全体的に症状が軽減してると教えてくれました。

 

ですが細かく話を聞いていくと、

 

 

頭痛かなり軽減

 

立ちくらみは立ち上がりに必ず出る

 

腹痛マシだけど食後にはでる

 

 

など、まだ症状は残っていました。

 

 

 

立ち上がりの症状が一番つらいとのことだったので半規管の状態を検査し、更に半規管の機能が良くなるように身体に刺激を入れていきました。

 

 

今回からはアクティベータ・メソッドは行わず、PCRT(心身条件反射療法)と、神経学的な検査を行ったうえでの刺激を入れていきました。

 

 

その後の経過はすごく良好で、結果的には2週間ほどですべての症状が改善してくれました。

 

 

 

すべての方でここまで早く改善するわけではありませんが、今回のようにすごくスムーズに改善してくれる例もあります。

 

 

 

当院では、起立性調節障害と言っても、起立性調節障害という病名だからこうという施術を行うのではありません。

 

 

今回のケースでは、

 

 

頭痛 → アクティベータ・メソッド

 

立ちくらみ、めまい → 神経学的アプローチ

 

腹痛 → PCRT(心身条件反射療法)

 

 

ですごく改善が見られました。

 

 

だからと言って、同じような症状の方が同じ施術で改善するとは限らないので、病名や固定観念にとらわれないよう、その方一人一人に合わせた施術を行っていきます。

 

 

 

最近は起立性調節障害と診断を受けて悩んでいる、苦しんでいる子たちがすごく増えてきているので、更に勉強を続け、より早く改善してもらえるよう努めていきます。

 

 

 

 

お困りの方は一度ご連絡ください。

 

起立性調節障害について動画で説明を聞かれたい方はこちらをどうぞ。

 

 

 

 

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