30代の女性で、バイクにて転倒した後にめまいと頭痛が出てきた方の症例報告です。
症状
頭痛 → こめかみが強く痛む
首痛
めまい
特にめまいの症状が顕著で、目開けているとまだ大丈夫だけど、目をつぶって立ってもらうと途端にバランスがとれなくなり、倒れそうになるので壁に手をつくという状態でした。
この検査はロンベルグ兆候といい、このケースでは深部感覚がうまく働けていない状態が分かりました。
詳しい説明はこちらをご覧ください→https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1551100148
更に詳しく検査をすると、左の小脳の機能低下や、目を右方向に動かしてもらった時の動きが上手くいっていなかったりと、色々な検査で陽性が見られました。
施術ではまず、アクティベータ・メソッドを行い、その場で首の痛みと頭痛はかなり軽減し、その後に筋肉の腱に少し刺激を入れたり、左手から軽く刺激を入れるなど、すごく軽い刺激を入れて、今回は様子を見てもらいました。
数日後に来院してもらい症状を聞くと、全体的に症状の改善を感じてくれていました。
ですが、検査ではまだ閉眼での立位でのふらつき(ロンベルグ兆候)が残っていたので、さらに詳しく検査をして刺激を入れていきました。
結果的には、2週間、4回の施術で症状はすべて取り切れて、仕事も普通にこなせれるようになりました。
今回はめまいが主訴でしたが、よく耳にするのが、
「 30年前に事故で痛めた古傷が最近痛んできた。。。 」
というような言葉をよく耳にします。
そんなことは本当にあり得るのでしょうか?
30年も症状なく過ごしていたのに、最近急にその影響が出るという事はそんなことなかなか無いと思われます。
昔痛めたことのある所がたまたま今回別の理由で痛んできたに過ぎないのです。
30年前に痛めた古傷というと、もうそこは良くならないイメージを持ちますが、
今回たまたまそこを痛めただけとなると、すぐに回復できそうなイメージを持てますよね。
この、無意識のうちにもう自分は治らないというイメージを持ってしまう事が回復するのにブレーキをかけてしまいます。
身体が痛みが出ることがあってもセルフイメージで治らないように暗示をかけていかないよう注意しましょう。
それでも自分は治らないんじゃないかと諦めかけている方は一度ご相談ください。
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