右手の親指が痛むという女性の症例です。
はじめは首の痛みで来院されたのですが、施術を進めていくうえで話をしていくと、
「ここで指の痛みって見てもらえるんですか?」
と聞かれ、
「実はちょっと前から右親指の付け根が痛むんです。。。」
という事でした。
実際に一度病院に行かれてた見たいなので、そこでどう説明されたのかを聞いてみると、
「元々親指が半分ぐらいずれて外れかけてる。」
といわれ、シップをもらったそうです。
もし外れかけていて問題が出ているんだったら亜脱臼と言って脱臼の一種なので、ちゃんと元の位置に戻すようにしないといけないですし、
元々それがあったのならなぜ今まで症状が出てなくて、最近になって急に痛みが出てきたのでしょうか?
首の施術と一緒に親指を見ていくと、すぐに痛みがなくなり、2回目来てもらったときにもう一度確認すると、ほとんど痛みなく過ごせていたそうです。
じゃあなぜ何か月も痛みを抱えてしまう状態だったのでしょうか?
話を聞くと、1回目の施術から見て2週間後ぐらいに資格の試験があり、それに向けて勉強をしていたみたいです。
その時にどうしても無意識のうちにテストへの緊張感が出て、肩や腕にいつもより力の入った状態でペンを動かしていて、徐々に痛みが出てきたのだと思います。
”元々親指が半分ぐらいずれて外れかけてる”
と言われたその”ズレ”は元々その方にとっての”正常”なのです。
このズレを無理に真っすぐ戻そうとしたら、別の問題がででくる可能性もあります。
あとちょこちょこ聞かれるのですが、
「頭痛って見てもらう事できますか?」
「子供でも見てもらえますか?」
のように、整骨院で○○の症状は見てもらえないと思われている方が沢山いらっしゃいます。
これは僕ら側の問題かもしれないですが、普段あたりまえに見ている症状がある患者さんにとってはこれは見てもらえないんじゃないかと思っていて、諦めてしまっている方も多く見受けられます。
いままで質問を受けるなかでは8~9割は対応可能でした。
なので、こんな症状でも大丈夫かな?という事があれば一度気軽に言ってみてください。
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