今回の記事ではなぜ当院ではマッサージをしないのかという事を記事にしていきます。
①マッサージでは痛みが改善しにくい
②筋肉レベルの問題で痛みが出ている人が少ない
③強く押された筋肉は硬くなり痛めやすくなる
①マッサージでは痛みが改善しにくい
マッサージは慰安目的にはいいと思いますが、痛みをとるというという点では改善することもありますが、改善しにくいといった点からマッサージを行っていません。慰安目的で受けるのであればいいとおもいますが、痛みをとりたい、症状を改善させたいという点ではマッサージでは難しいように思います。
②筋肉レベルの問題で痛みが出ている人が少ない
そもそも筋肉レベルに原因があればマッサージで対応できるのですが、筋肉レベルで痛みが出ている方は稀だと思います。筋肉や関節は神経の働きによりコントロールされています。昔はマッサージをしていたのでその経験上私が感じることです。そもそもマッサージで良くなれば、勉強する必要もないですし、マッサージは素人の方でも簡単に取得できる技術なのでマッサージで良くなるのであれば家族同士で痛みを改善することができ、痛みを抱えられた患者さんがこれ程世の中にいないように思います。
③強く押された筋肉は硬くなり痛めやすくなる
マッサージで強く押すと筋損傷が起きるため、切れた筋繊維が回復した時には硬い筋繊維が再生され、疲れやすい筋肉やケガをしやすい筋肉なってしまいます。筋疲労をぬくといった点では軽いマッサージは肯定できますが強いマッサージに対してのメリットはないように思われます。
ここからは余談です。
私はマッサージを頑なにしたくないわけではなく、治療業界に入った時には私もマッサージをしていました。
しかし治らないどころか、週に1回来ていた方が週に3回来るようになったり、身体を触ると硬くなっていく患者さんがいることに気が付いたので、マッサージの勉強は半年ほどでやめました。
マッサージでも強くもまず、やさしくさする程度のマッサージであれば、いいこともたくさんあります。
そしてマッサージでは良くならないと思い、カイロプラクティックの門をたたきました。
この時は歪んでいるから痛いという観点で、ボキボキして骨格矯正をする技術を身につけていきました。
そこで歪んでいなくても痛い人はいるし、歪んでいても痛くない人がいるという矛盾に気づきました。
そして人間は機械論ではつじつまが合わないことに気づきました。
歪みは目に見えるので評価しやすいのですが、むしろ歪みがない人などほとんどいないし、歪みを目安にしていると終わりがないような気がします。
歪みを目安にすることが悪いのではなく、歪みを正すという意味で歪みを調整するのはいいと思いますが、痛みをとるという目的で歪みを評価するという事がナンセンスなだけです。
そして、筋肉や関節をコントロールしているのは神経だということで、神経の調整ができる治療は何かという事を考えると、21歳の時にしばらく勉強したアクティベータ・メソッドでした。
以前アップしたアクティベータ・メソッドの記事は下に張り付けておきます。
アクティベータ・メソッドを再び勉強しだしたのは開業する2年前の25歳でした。
なぜ21歳の時にアクティベータ・メソッドの勉強をやめたかというと、難しかったからです。
検査方法が沢山あり、触診(どこに何の骨があるか触ってわかる)技術もいるし、刺激を入れる方向も身体の部位によって異なるというところで複雑すぎてやめてしまいました。
25歳の時に歪みや、筋肉のトラブルで痛みが出ている人は少ないというところで、このままでは困っている人の役に立てないと思い再び無我夢中で勉強しなおしました。
私は2人のDC(ドクターオブカイロプラクティック)の先生のもとでアクティベータ・メソッドを学び、今はカイロプラクティック発祥のアメリカからアクティベータ・メソッドの教育を委託されている、ANJ(アクティベータ ネットワーク ジャパン)の保井志之DCや他インストラクターの方の元でアクティベータ・メソッドを学んでいます。
アクティベータ・メソッドの症例報告を添付しておきます。
以上が当院でマッサージを行っていない理由になります。
アクティベータ・メソッドの話も入ってしまいましたがご了承ください。
また痛みに関しては
心→脳→神経→筋肉→関節(心が脳の働きを左右し、脳の命令を神経が受け取り筋肉や関節の不調を起こす)という風に考えているので、心や脳の部分は後に記事にしていきたいと思います。
御清覧ありがとうございました!
しょう整骨院
大阪堺市北区長曽根町1467ー1メディカルエイトワンビル1階
TEL:072-251-8118
口コミ
https://www.ekiten.jp/shop_6978745/review/
公開日 : / 更新日 :